今日は八千代スクールの日でした!!
日中は本当に冬らしい寒さで雪も舞い散る時間があるぐらいでした。それでも室内での時間は動けば汗も出るし、子供達はいつも元気なので、自分も一緒に、元気にがんばるようにしました!!
スクール前の時間は試合からやりましたが、子供って夢中になると圧倒的な力が出てくると言うか、最初は4人で2対2で試合を始めたのに子供達は止まりません。元気にずっと動き回れるその姿はやっぱり『夢中』という最高の力を発揮するからだと思います。練習が始まった時間に、なかなかこういう時間を作るのは難しいけど、子供達と一緒に対話を繰り返してやっていけばそれが可能な事も分かってきているので、今日もそういう時間が少しでも与えられるようにがんばりたいと思いました!!
一人に一個のボールとずっと触り続ける時間をベースにしています!
順番待ちなどの時間は必要ないし、みんなが常にプレーしながら考えられる時間にしたいと思っています。今日も一緒にやりながら会話を多くしていきました。今はまだこの地域自体がそうなっていると思うのですが、『大人の目・大人の評価』を本当に気にするし、そうさせてしまっている事から変えないといけない。自分が好きで始めたサッカーを好きな気持ちのまま続けられるようにしたいと思っているし、その中で大人の言いなりなんて時間は絶対に排除しなければなりません。仮に、形はそのような状態になっているとしても、『自分がやりたいと思っている気持ちがあるかどうか?』が大事になってくるので、自分がやる事に責任と自覚は忘れないでほしいと思う。
子供達にしてあげられる事って何なのか?
これまではプレーで見せる、という事をやってきましたが今はそれをなくしていこうと思っています。絶対にしない、とかではなく『言葉で伝えていきたい』のが自分の目指す指導だし、その中で一緒にやりながら学ぶという事はやっていこうと思う。
こうしなさい!ではなく『コーチはこういうのが出来た!君はどうする?』みたいな事を一緒に考えてやっていこうと思う。今日もずっと対話をしながらやれたし、そういう雰囲気のほうが子供はとても積極的にやってくれる。途中にも『この時間で何かを残せた、発見出来た、って言えるような時間にしてみよう!』と言って色々技をやってみた後にフリーの時間で、各自が興味のあった事の中の技に取り組んでもらうようにしたので、非常に前向きな時間がもてました。
うまくいかなくても、ヒントを見つける事が大事!!
常に言っています。そうすれば明日出来ている事だってある、って。実際にそうなんです!子供が自分で興味を持ち、自分で発見した時の力ってすごいし集中力が本来みんなにあるから、興味を持たせたら勝ちって言えるぐらい子供の持っている力はすごい!!
八千代スクールには中区からいつも参加してくれていて、その中の4年生の朔弥くんは西脇スクールにも参加をしてくれているし、普段は中町で練習をしてるし、トレセン活動にも参加しているし・・・って本当にほぼ毎日サッカーをやっているような子です。そういう子ですが、最初に出会った3年生の頃はどこかやらされているような感じが見え隠れしていました。うまいんだけど好きなようには見えない・・・どこか怯えているような印象でした。でも今は表情からして違うし、ボールを触る時も自信が出てきている。また交流の場を広げている事で吸収する力も高まっているから、色々な人の技を多く吸収して自分のものにしている。本当に今伸びているな〜って思える一人。
大事なのは、活動の時間や多さではなく『活動の仕方』です。
どこで?何を?どのようにやるのか?が言える人間はそれだけで価値があると思う。
だからこの八千代スクールでも参加したみんなが『今日僕はこれをやったし、やろうとした』みたいな事が明確に言えるような子供達にしたいと思う。
焦っても急にうまくなったりするものではない。だからこそコツコツ時間を掛ける事と、ニコニコ笑いながらやれる事が大事。今日だけでも『お!!出来た!!』という喜びの声が多く聞こえたし、これからもそういう時間をたくさん作れるようにしたいです!
良い雰囲気でやれば、みんながうまくなる。でも、その雰囲気とは一人一人の前向きな姿勢があってこそ!!好きなサッカーだと思ってボールを触れるように、まずはみんながそうなるように時間をかけていきたいと思います。