H28.12.20.21の両日、静岡市で行われた認知症予防介護予防研修会に参加しました。
講師はもちろんスリーAの創始者、増田 未知子先生です
静岡には富士山という世界遺産があるので、前日早めに静岡入りして、ホテルでもらった地図とスマホを頼りに駿河城公園に向かいました。立派な門、お堀と石垣。中に入ると大きな徳川家康像とお手植えのミカンの木を見て、しばらく一人でぶらぶら。ここに来れてよかった。と思いつつ違う門から外に出ようと振り返ったら、なんと雪をかぶった富士山がクッキリはっきり、きれいに見えました。
地元の人が、この公園ではここからしか見えないと教えてくれました。幸せ!!(いつもこんなにきれいには見えないんだって。発掘調査をしているとかでクレーン車が邪魔ですが、そんなことはなんてことはない!)
いよいよ研修1日目。スリーA関西桜草の福井さんたちと会い、老若男女27人が集合してスタート
増田先生は、きららの5周年記念行事の講演会に来ていただいてから4年が経っていますが、全く変わらないご様子にビックリで。
開講式に引き続き、増田先生が実践してこられた入所型施設での成果や、現在のデイサービスでの成果などを伺い、予防の大切さを学びました。また、ステージを正しく知って対応をしないと、介護する人もされる人もしんどく辛い思いをするが、まだよくわかっていなくて介護をしている人がいるという話もありました。
今回の研修で一番学びたかったことは、心理テストのいろいろでした。MMSEはよく目にするテストでありながら、私自身が実際に誰かに実施したことがありませんでした。それ以外のスクリーニングテストも実習しながら学ぶことが出来たので、これから機会をとらえて是非実施してみたいと思っています
今回の研修で何回も聞いた言葉は、“やさしさのシャワー”でした。もちろんスリーAの真髄というべきものなので当然なのですが、脳機能が低下していく人の辛い苦しい心の叫びに対して、スピルチュアルケアを行うことなのだと学び、エネルギーがないと続かないなーと心底思いました。
増田先生から「好きだから出来るのでしょうね」という言葉がありました。(そうでしょうね。カラダ全身から好きという気持ちが伺えますよと納得)
最後にゲームの実際を体験しました。参加した研修生たちのほとんどは実践者なので、スムーズに出来ますが、担当の先生たちが細かに説明をして下さいました
最後に修了証を頂き、研修生はまたの再開を約束し、西に東に別れました
(追記)
1日目の夜に懇親会があり、あちこちから集まってきた人の話を聞きました。行政と繋がってドンドンスリーAの予防教室を展開している地域や、これからつながる予定の地域もあり、実際に行政の人も3人参加しておられ、羨ましく感じました。また、これから予防教室を自分で立ち上げたいと思っているという人もいて、大いに刺激を受けました。
2日間、中身の濃い研修でした。細かい内容についての記載は控えますので、お知りになりたい方はご連絡ください (山本 秀子)