今日は朝から練習試合を行う事が出来ました!
紅白戦の予定だったのですが、急遽レアルコリーダさんが練習試合に来てくれる事になったので交流出来る事となりました。以前も対戦を行った事があったのですが、その時は夏で監督の新居さんが水浴びをしてから帰っている印象が選手にも強く、その話をするとほとんどの選手が思い出していました。対戦相手よりも熱い監督さんが印象に残っているってすごい事でもありますよね。そんな新居さんが先日交通事故の被害に遭われたらしく、非常に今日も痛々しい姿だったのですが、それでも『軽傷で済んだ』と翌日から子供の為にグランドに戻ったそうです・・・。熱い人です、本当に。そういう人と関わる子供は幸せだと思うし、自分も違う形ではありますが熱い気持ちは大事にしたいと思っています。
昨日の夜の試合からだったので久しぶりに試合が続く中、コンディションなども各自色々あると思いながらも、『今日という日』を大事にしてほしいと思いました。
アップは今回は自分達で積極的に動いて先に始めてくれました。自分の為に自分の体を動かす事、大事にしてほしいと思います。
今日は4試合させてもらいました!
A戦、B戦を2試合ずつという形だったのですがうちにはAもBも基本的にはありません。意欲的な子は当然A戦でも使うし、試していく。チャンスは必ず与える中でもやろうとしない子にはチャンスが減っていく事も同時に教えます。チャンスはいつまでもある訳ではありません。何度も出来る事に甘えて、いつまでも変えようとしない子は停滞という言葉以上に『落ちる』事だってあります。そういう自覚や危機感がない甘えた環境の中で、どうやって一人一人を育てていくか?本当に毎日頭を悩ませる所ではあります。がんばっている子、変化している子、たくさんいます!良いがんばりが出てくるとやっていない子が目立ってくるのも必然。その子達も見捨てたりはせずに、とにかく話します。コーチの納得いく形ではなく、自分自身が納得いく形になっているのか?しようとしているのか?という事。
多くのメンバーが向き合おうとしていません。現実から逃げています!そうなるから出来ない事は出来ないままになる。出来るんだ!出来るまでやるんだ!って覚悟が本当にありません。
がんばってきた経験がないからでしょうね・・・。つくづく思います。
自分で決めた誓いを自分で達成していく。
そういう事をあまり経験していないのでしょう・・・。
常に『誰かが決めた事』をこなしている事をがんばっている事だと勘違いしている自分に気付けていない。そして大きくなってくれば、その責任を与えるよりも楽だから目の前の体裁を整える事だけを与えてその場を逃してしまう。そういう対処に慣れてしまっている。自分の心を本当に痛めて、悔しい思いもして、そこから這い上がっていくような心の強さをほとんどの子が持っていない。出来ない事は諦め、うまくいかない事は続けない。出来ないと分かれば種目を変え、チームを変え、『自分の基準だけ』で全てを判断してしまう。
それが今のスタメンに入れない選手、試合の数が少ない選手の現実。
そことどう向き合っていくか?です。分かっているだけで何もしないのは分かっていないのと同じ。やるしかないって腹をくくれるか?なんです。どうもそれが弱い。自分はダメな奴なんだ・・・みたいな負け犬根性が根強い。それも言い訳なんだって事に気付けていない。。。この辺りのメンバーが現在の大きなチームとしての課題。向き合わずに知らんぷりする姿勢こそが一番の難敵。戦うべき相手は自分のそういう弱さだって事に気付けていない。
試合はA戦のほうは、今日も立ち上がりは重たく、相手の勢いとスピード、パワーに押されまくり・・・。
でも、昨日の経験もあるから『変えよう!』とする意識も強く、実際にそこから色々変えてくれた。一人一人ががんばる事が当たり前にチームの為になっているこのメンバーと、自分の事しかがんばらない残りのメンバーとの違い。個人がやるのは当たり前。でも、その個人というのが『人と関わる事も含める』という事が分かっていない子がいるのが今のチーム。A戦のメンバーは非常に前向きにがんばれている。試合が終われば各自の向き合い方がハッキリしていて、ボールを触ったり、ダッシュしたり、坂道走ったり努力に努力を重ねる。
B戦の試合は、外から見ても面白くない上にやっているメンバーも面白くないと答えるような内容。それを変えようとする子がいなくて、常にみんなが誰かに期待をしている状態。そういう中でもがんばろうとしている子もいる。うまくいかなくても歯を食いしばったり、何度もやり直したり、うまくいくまで続けたり・・・変化もある。
本当に全体が広く見えるようになってきました。
最近、自分が得た大きな発見とは『親がどうしてすぐに一喜一憂してしまうのか?』が分かった事。結局、『ピンポイントで観る』からダメ出しのような形になるという事。広く全体が見えないといけないという事。それは自分の立場で言うと客観的な立場だから出来るし、親は自分の子しか基本的に見ないからなかなか出来ないって事。一人しか見ていないからその子が落ち込むと『ダメなんだ・・・』って一緒に落ち込む。
そうじゃなくて、一歩引いた時に『この子がダメなんじゃなくて周りにがんばっている子が増えているから』って考え方は出来るだろうか?
親の立場でこうやって一緒に歩んでいく為には、その目線を持ってもらわないとうまくはいかないと思う。自分の子がダメ、じゃなく周りの子の成長が見えるかどうか?比較ではなく、そういう成果を見つけられる目があるかどうか?です。
見えない人は冷静に外から観るべきです。入ると、近づくと余計に見えないものです。一歩引いて、全体を観て、全体の中の自分の子の変化を見れる目を一緒に持ちたいと思います。
自分も含め、出来ない部分と向き合い、出来ないままで言い訳していないで出来るまでやるという事!!これがチームとしてやるべき事!!
前向きにがんばりましょう!!