心に残るニューイヤーコンサート

日 時 平成29年1月6日(金) 14時〜16時
 今年は早々とニューイヤーコンサートへ行ってきました。
 場所は兵庫県立芸術文化センターの中ホールです。(写真)
 曲目は定番のウィンナワルツとポルカでしたが、今回は単に
これらを並べただけではなく、ストーリーがありました。
 すなわち、ヨハンシュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」の
第2幕をチョイスした企画だったからです。
 第2幕はオルロフスキー公爵家の夜会が舞台で曲目は・・・
①序曲(本オペレッタに出てくる主要曲を凝縮した曲で、オーケストラの演奏でした。)
②僕はお客を呼ぶのが好きだ(オルロフスキー公爵のアリアで、本来はカウンターテナーの役割ですが、今回はアルトの女性歌手が男装して受け持ちました。)
③侯爵様あなたというお方は(主人公・アイゼンシュタイン家の女中・アデーレのアリアで、女優というふれ込みで参加していることへの言い訳アリアです。アイゼンシュタインもフランスの侯爵として参加している。)
④時計の二重唱(アイゼンシュタインと仮面の女・実は妻のロザリンデとの浮気ツールの懐中時計のうばいあいの重唱です。アイゼンシュタインは仮面の女にまんまと時計を取られ、後刻窮地に陥る。)
⑤シャンパンの歌(サロンの出席者全員による乾杯の歌で、なにもかもをシャンパンのせいにして大団円となるという合唱曲です。乾杯の歌はこの歌とヴェルディの「椿姫」の乾杯の歌が双璧です。)
 なおポルカは「雷鳴と稲妻」「狩り」の2曲でパーカッションが大活躍でした。