生物多様性の危機によせて

日 時 平成29年1月11日(水)10時〜11時30分
 生物多様性とは、個性豊かなたくさんの生き物がさまざまな
形でつながりあっていることだとか。
 その多様性には「生態系の多様性」「種の多様性」「遺伝子
の多様性」の3種類があります。
 この多様性が我々にもたらす恩恵と言えば・・・
①すべての生命が存立する基盤を整える。
②人間にとって有用な価値を持つ。
③豊かな文化の根源となる。
④将来にわたる暮らしの安全性を保証する。 ・・・等々だそうです。
 ところが近年日本における生物多様性が危機に瀕しているのです。
 縄文時代から数千年という年月をかけて育まれてきた日本独自の生態系が今崩れようとしています。
 各市町村や都道府県では、絶滅の恐れのある野生生物種をリストアップし、責任を持ってその保全を実行していくようにしています。
 この行動計画は随時市民の声を聴きながらその戦略を見直している由。
 その内容は野生生物の他、地形・地質・自然景観等をいかに保全し、生物多様性を確保するかを検討した指針で、これを基に活動を継続しているとのことです。
 すなわち希少性をランクに応じて検討し、市民と協働して保全活動を展開しているところです。