日 時 平成29年1月17日(火)13時30分〜15時
毎年年初に各地でニューイヤーコンサートが行われますが、
特に有名なのが1月1日にウィーンの楽友協会ホールで開催
されるウィーンフィルのコンサートです。
このコンサートは世界80カ国以上に放送され、4億人余に
届けられる音楽界の一大イベントです。
指揮者も帝王カラヤンから華麗なクライバーまで、そして
日本の小澤征爾も2002年に登場しました。
今年は史上最年少のドウダメル(35才・南米出身)が登場し、話題を呼びました。
そこで歴代の指揮者の演奏をCDで聴くというイベントが開かれました。 曲目は・・・
最初に1月4日に逝去されたプレートルの指揮でポルカ「女心」の演奏でした。
次に初代指揮者のクラウスのワルツ「美しく青きドナウ」でこれは毎年アンコール曲になっています。
そしてマゼールの「トリッチ・トラッチ・ポルカ」でこれは女性の井戸端会議をイメージしたものです。
次にカラヤンのワルツ「春の声」でキャスリーン・バトルが歌唱するという豪華な組み合わせでした。
その他としては、バレエのような指揮をするクライバーの「こうもり・序曲」、そして来年の指揮が内定しているムーティのポルカ「狩り」、今年のドウダメルの「スペードの女王・序曲」等々。
最後はアンコールの定番「ラデッキー行進曲」(ボスコウスキー指揮)で締めくくられました。
(写真は2002年の小澤征爾のCDジャケットです。)