今日はナイターで西脇スクールを行いました!!
非常に空気も冷たくて寒い中でしたが思い切り活動が出来る場所があるのは本当にありがたいです!子供達はどこでも元気いっぱいでしょうが、一緒に動かないとこちらの体も凍ってしまいそうな時期です(笑) それでも、送迎、見学までいつもしてくれる保護者の方々もいらっしゃるのは本当にありがたい事です。色々な人の支え、理解、協力があってこそ成り立つ事を忘れないようにがんばって活動をしたいと思います。
体調を崩してしまっている子もいたりしましたが、参加出来る子にとって何かの材料になるように、という毎回の願いを込めてやっています。なかなか一回一回の成果というものが伝わるのは難しいですが、長い目で見て、一人一人の子供の先を見据えての今、という感覚でゆったりと見守りたいと思っています。焦らない、急がない、押し付けない、を今後も意識しながらやっていきます!
言葉では言えるのですが、子供を主役にするって実は難しい。。。
大人はどうしても『教えよう』としてしまうものです。大人だから、知っているから、です。
でも、それが一番子供にとって良くない事でもあるのです。全てとは言いませんが、子供が成長しない理由のほとんどは大人が『余計な』手出し、口出しをしてしまうからなのです。出来ない子供に出来ない経験をさせるのも良い指導なのです。なのに、出来ない事がかわいそうだと先回りして助けてしまう事により、子供は弱い人間になってしまうのです。
自分の目、耳、頭、心、体を使って学ばせる事が子供にとっての最大で、最強の子育ての仕方だと思います。サッカーであろうと、サッカー以外であろうと、子供を育てるという事の意味、子供が常に主役であるという事を『実践』させられる大人にならないといけないって思います。
今日も、各自に『色々なきっかけ』を与えました。
『うまくやる為の』ではなく、『自分で考える為の』です。
子供のアイデア、イメージを引き出すのが狙いです!例えば、『ボールを足の指で引っ掛ける』という言葉を用います。実際に、靴を履いた状態でそれをやるのは不可能です。でも、言葉のイメージでどのように行うか?やってみようとするか?自分なりの考えた結果はこうなった、みたいなものが見たいのです。
子供達はやっぱり頭が柔らかいし、やろうとしてくれます。これがもう少し年代が上がると『言ってる意味が分からん』などと考えるより論理的なものを求めるのです。だから、子供が成長していけば掛ける言葉も変えていかないといけないし、大人も常に成長しなければ良い指導は出来ないって事になる。その遅れをとらないように、って現場でずっと考えながらやっています。
思うように扱う事が出来なくて、落ち込んだり、イライラしている『心が不安定な子』がまだ多い。
心が整っていない子はどうしても余裕が少ないし、成長の速度が遅くなるものです。西脇スクールの面々は個人の個性は非常に高く、面白いのですが心の内側が非常に弱いという印象があります。もちろん全員ではないのですが、全体的な空気がそれを物語ります。
うまく出来ない事に対して『ダメだ・・・』って感じにしかならず、『あ〜出来ないぞ!!でも、やれるようになりたいぞ!!』って前向きになれる子が少ないのです。ここを変えたいと思っている所。どうやって???自分の声掛け、場の空気作り、で変わると思います。失敗してもいいんだよ、恥ずかしくないんだよ、出来るようになるってすごい事だよね?っていう風に声を掛ければやってみようと思う子供は増えます。それを実感しながらやっているので、時間の経過が早いしみんなの笑顔も増えてくる。
良い時間を共有出来ていると感じます♪
自分が主役になって誘導するのではなく、子供が自分で『どういう事に対して考える、悩むか』の設定を作りたい!
『うまくなりたいんだよね?だったらこういう場面でどうすればいいと思う?』みたいに聞く。
子供の気持ち、子供の言葉で返ってくる事が大事であり、それが主役にさせているという事の意味。
まだまだ自分の向き合い方はうまくない。だから、子供の能力、可能性を引き出せていない部分も大きいだろう・・・。でも、出来るようになった部分もある。ちょっとずつだけど、自分も成長させてもらえている。子供と一緒に!!
ボールの触り方、ボールの前にいる自分自身の在り方がちょっとずつ変わってきている!楽しいのはこれから♪ボールを触る時間をみんなが楽しめるようにしていきたいと思います!!