今日は寒く、空気の冷たい中久しぶりに外で練習が出来ました!!
外で出来る時は広いコートが利用出来るので、大きなゲーム形式の中でみんながどれだけ出来るか?を試す時間を出来るだけ与えたいと思っていました。とは言っても怪我もしやすい時期なので、体を温める事、動かす事に関してはしっかりと時間を割いてやる事は第一に考えています!
今日も最初はグループごとにアップをしていきました。全身を使うランニング、動的ストレッチ、全員で合わせるジョギング、リフティングでの移動をやっていきました。
グループ内で会話をしながら、しゃべりながらプレーをする余裕を持てる子も増えてきました。以前は、黙々と、黙ってやる事が良い事のようにしてきましたが、最近どう考えても『余裕を持つ』って事は心を柔らかくする以外ないと思ったのです。その時に、心をリラックスさせるようにするのは当たり前の事だと思ったし、真剣にやるのは大事だけど話をしながら、違う事も同時に考えるような習慣ももっと大事だと思っています。
そのリフティングまでで全身をある程度使って温めたので、そこからは4チーム対抗の、『ガチ鬼ごっこ』をやりました(笑)
単純に1チームが鬼で残りの3チームが逃げるだけ。
タッチされれば終わり。時間内に何人生き残れるか?という事で勝負していきました。ここで見えたのは『かわせない子の相手との間合いの悪さ』です。鬼ごっこは結局『相手との間合い』で決まるし、それってサッカーの局面も同じなんです。相手の動きの逆を突くタイミングです。それを自分のアクションで作れるか?という所。
うまい子はやはりなかなかタッチされない。足が速いだけではなく、緩急だったり、間合いを取るのがうまい子は逃げ切れる。自分のリズムでしか動けない子はタッチされるのが早いというのが結果で出てきました。
こんな本気の鬼ごっこもたまにはいいですね!!
笑顔だけど、必死。
こういう空気好きですね♪
鬼は鬼で協力したり、工夫をしようとする姿勢もあったりして良かったと思うし、アップにはもってこいでした!!
そこからは4チームでゲームをやっていきました。日頃からやっている『個のチャレンジ』に加え、『仲間を助ける何か』を意識しながらやってもらうようにしました。選択肢のない、余裕のない子がただボールを保持しない事。持っている際にはアイデアが『いくつか』用意出来る事。それを話しました。一個しかない子のミスって奪われた際に大きなピンチになる事がほとんどなんです。
もっと全体を見て何をすべきか?が分からないといけないし、未来をイメージする力も必要。
狙いに関しては個々の考えが本当にバラバラでした。コーチは外から、客観的に一人一人の狙いを理解しようと見ていたので、伝わりますが肝心な本人同士の疎通があまりありませんでした。。。もっと動き、言葉で仲間に伝える努力が必要になってくると思います。
相手が嫌がる相手っていうのは『アイデアがたくさん浮かぶ子』だと思う。何でも出来る相手が一番怖い。○○しか出来ない子はまず怖くない。一発目が通用したとしても、サッカーは長い時間の継続のスポーツだから一個だとバレる(笑) だから選択肢が大事だし、それが持てるようにボールの触り方や体の動かし方が大事になってくるのです。
まだまだ仲間との共有の部分で弱いみんなですので、しばらくこの辺りにフォーカスしながらやっていきたいと思います!