練習前の違和感・・・。

週末の試合に出たはずの各自の課題。

一人一個は自分で言えるような課題が常にあるはず。

ですよね???

そこに向き合うのはいつですか???

学校は友達としゃべりに、ファルコは仲間としゃべりに、

目的は何ですか???

その話は練習前にやりました。

コーチはこう思うよ。違和感があるよ。目的が見えないよ、って。

そこから開始した練習。

ちょっと変化が見える子。やろうとしている子。変わりたそうな子。前向きな子。出てきています!

・・・でもね。

今の君達が芯を持って言える『何か』って何?

サッカーが好き?(誰よりも)
うまくなりたい?(誰よりも)
がんばっている?(どの選手、どのチームよりも)
生活態度?
成績?

あるかい???

練習後に一人の選手と長々話させてもらいました。

コーチは個人の判断に関しては『自由』を与えますが、『わがまま・自分勝手』と違うって事ぐらい中学生にもなって考えてほしいものです。自由という事にはそれ相当の責任が伴う事ぐらいいい加減に気付きなさい。

自分の都合で、楽をする事を選ぶのが『自由』と思っている勘違い。

それを正すのが自分の役目。

嫌われ役をするのがこの仕事。

分かっている事を起こる前に正さないから、当然後で嫌われる役まで引き受ける。

それが『自由を与えるコーチの責任』だと思っている。

ただ『卑怯者』だけは許さない。それが通る世の中であってほしくない。平気で嘘ついたり、平気で誰かを傷つける事で自分が傷つかないような人間になってもらう訳にはいかない。預からせてもらう立場の責任。

久しぶりに自分の事を腹の底からムカついた。目の前の大切な子供達に大事なものが伝わっていない事に対してのやりきれない思い。今日じゃなくても良いが、『ありがとう』と『すみません』はやっぱり言えないとダメ。相手を思ってやっているのに、どちらの言葉もないような関係性では信頼は成り立たない。

育てる前に育たないといけないのは分かっている事。

やるしかない。