ごはん・おかず交互に 「口中調味」でおいしく健康
NIKKEI STYLE 2/24(金) 7:47配信
■正しいかみ方で肥満抑える
咀嚼は、食べ物をかみ砕くだけではなく、全身の機能を活性化する重要な役割を担っている。
唾液を出やすくするほか、脳内血流の増加、食後体温の上昇、脳内のセロトニンの増加につながる。
満腹中枢を刺激してくれるため、食べ過ぎにも効果がみられるという。
「肥満防止には、かむ食品が硬いか軟らかいかより、かむ人自身の咀嚼リズムが関係する。
正しいかみ方は前側の小さな奥歯でかみ砕き大きな奥歯ですりつぶす」とバイオデンタルクリニック(吹田市)の大原盛勝さん。
「硬い物を食べて、かむ回数を増やすより、一口の量を減らして正しくかむ方が取り組みやすい」(同)という。
(ライター 高谷 治美)
[NIKKEIプラス1 2017年2月18日付]
https://www.facebook.com/www.biokitchen.kyoto