今日はナイターで練習を行いました!また同時に来年度の『エリート塾』の体験練習会の日でもありました。

現在4年生の小学生が体験に参加してくれたので一緒にやれる機会をいただきました。その事はファルコにとっても非常にメリットの多い事ではあるのですが、ファルコのみんなはそれをまだまだ上手に受け入れる事が出来ません。コミュニケーションが苦手な子は小学生からどんどん距離を取り、得意な子、変わりたいと思っている子は積極的に話しかけるいつもの光景・・・。この『いつも』のせいでチームは常に誰かが誰かに任せる風潮になってしまうのです。

これっておかしいよね?疑問に思わないの?

練習前にリーダーを集めて話。やっぱり気付かない。動かない。口だけで終わり。のパターン。。。

まだまだですね!でも、気付いてからの行動力があるのもみんなの成長ですから、長い目で観ようと思います。

小学生を接待しなさい、とか気を遣いなさい、って話ではなく。。。

今の自分が良くなる為に何をするか?何が出来るか?だって事。その事にもっと各自が目を向けないといけないよ、って話をしました。

何をしてもいい!そこはいいのですが、『何もしない』という選択がある事は問題、課題、弱さ。

自分に足りないものや足りない事を分かっているからノートにも各自それなりに書いているのですが、どうも行動に繋がってこない。ノートの中だけの優等生を演じてしまう。そうやって大人(先生)に誉められてきたのか?知らないけれど、本質からはズレている。ノート内だけの優等生はかえって自分の評価を下げている事に気付かないといけない。練習と試合。サッカーと生活。学校とサッカー。生活と学校。みんなの中でそれが繋がっていないのです。どこかだけ優等生を演じるから歪みが他で出てしまう訳です。全部を、ありのままの自分として繋げていければ一番自然体の良いプレーも出せる事に最近自分も気付いてきました。

自分もそうやって体育が得意だから!って体育の時だけがんばっていたりした。運動会ではヒーローになろうとしていた!でも、学級では大した事をしなかった。

だから自分は人間的に小さい世界のまま大きくなってしまった事を後悔する。その時はそんな事を教えてくれる人もいなかった。

今はたくさんの情報が溢れている中でどれが正しいか?を選べる時代になっている。選べる時代だからこそ、多くの情報を取り入れるアンテナを持っていないといけない。ずっと圏外の状態ならば携帯も、パソコンも役に立たないですよね?同じです。感度を高め、他から情報を得る。

その為に今日みたいないつもと違うメンバーと接する時に『何を得るか?』です。自分の為に、自分が良くなる為に!です。

練習のほうはテーマにしている『動きながらのファーストタッチ』『意図のあるファーストタッチ』を意識させつつ、守備面では『奪い切る』という事をやっています。

その為に何を?どうするか?が練習の価値。

与えられた事をこなすのではなく、テーマに向けてやっているトレーニングの意味を自分で作れる事が大事。言われた事を言われた通りにしか出来ない選手は悪いけど、先の可能性はほぼなくなってしまう・・・。もちろん色々なレベルでサッカーをやり続ける事は可能。コーチが言ってる可能性とは、サッカーを自分の生活の中心に考えてがんばれる選手になるという可能性です。

適当にやりたいならばそれでいい。それも自分が選ぶ事!ただし、指導をする側のこちらは妥協しないし、させるつもりもない。適当にやろうと考えているならば『与えられた事をこなす満足感』だけで引退していくだけの話。後に何も残らない『形だけの入部、形だけの活動、形だけの引退』をするだけ。

それではもったいない!

今しか出来ない事があり、今だからこそ出来る事がある。

今日だけでも4年生の小学生を観て『あ〜もっと真剣にやっておけば良かったな〜』なんて思った子もいるのではないかと思う。

そういう事を後で思う事なく、今出来る事をやってほしい!今出来なくても先で後悔をする事はない。『あんながんばらなくて良かった』なんて後悔の仕方をする人間、自分は聞いた事がありません。やっておいて損はありません。

やらなくて後悔する話は腐るほど聞いてきましたが・・・。

どんな人生を送り、どんな大人になりたい?

今の努力が未来の自分をつくるんだよ!未来に繋げる為の努力を今のうちにやっておきましょう!!