茨城県の小学校いじめ防止出前授業のアンケート結果

プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」
対象は小学5年生3クラス

通常は「いじめと人権」は6年生から中学生対象ですが
3学期末で、もうすぐ6年生のため
「いじめと人権」を実施しました。

以下は参加した子ども達の感想の一部です

・いじめや犯罪をするとやられた人はずっと心に残ることが分かった
 いじめと犯罪の種類が分かったのと、その内容が分かって
 自分ではまだ許されると思っていたことも犯罪やいじめだったので
 ワークショップで知れてよかった

・動物とコメントが書いてある紙は大事だと思った。
 差別をしたらどれだけ人が傷つくか分かった

・相手がイラッとすることを言ってきた時は、ぼくは強く言いかえして
 しまって、なかなかお互いがなっとくできないまま終わってしまうけど
 相手がなっとくするように言葉を返せば、なっとくして終われると分かった

・死ねと言われても「死にたくない。もっとたくさんしたいことがあるから」
 と言って気にしないで学校生活を送りたい

・いじめとけんかの違い。近くで実際に私が見たものはいじめだったと
 いうことが分かった。それを見て見ぬふりしたら相手を自分も
 傷つけてしまうので、だめなことはだめとしっかり言わなきゃいけない
 と思った

・いじめで自殺して遺言にいろいろ書いても意味がない事には
 驚きだった。学校でやったことが外でやると犯罪になるのに
 なんで学校では良いんだろうと思ってしまった。「子どもだから」
 というけれど、その優しさは優しさじゃないと私は思いました
 きちんと今言って今直さないといけないのに。私たちはおこられて
 またやっての繰り返しで、今以上に直さなければいけないと思いました

・いじわるなことを言われたら、どっちが弱くてどっちが強いかが
 よく分かるなと思った。いじめの世界はどうにもならないんだと思う

・ロールプレイを見て、いやなことを言われた時のたいしょほうが
 わかりました。今まで分からなかったことがたくさん知ることができました
 また私をいじめた人にもまじめに今日の話を聞いてほしいなと思いました

・今日はどうもありがとうございました。ぼくは友達をいじめてしまった
 ことがあります。その時ぼくは本当にごめんなさいという気持ちでした
 なのでこんどからは、いじめはやめようと思います

・私はいじめや犯罪の重さがテレビよりも伝わりました。あとロールプレイを
 見て本当にいじめを受けている人の気持ちが想像できて、さらに
 いじめられてる人の悲しみや苦しみなどが分かりました

・ワークショップでは紙に犯罪やいじめなどということを書いて人に渡して
 皆で考えれるのはおもしろくていいと思うし、ロールプレイを入れていたので
 言葉で言うだけではなくて身ぶりで分かって伝わりやすいからいいと思ました

・いじめられている人が「私は○○さんにいじめられた」とメッセージを
 書いて自殺しても、いじめた人が「私はやってない」と言ってしまったら
 いじめられた人の思いはだれにもと届かないことがわかりました

・いじめてる人はいじめられている人の気持ちはぜったいわからないと思った

・自殺する人のニュースを聞くといじめをした人にはむかうと自分に
 何かをされると思い込んでしまい、その世界から抜け出せなくなり
 自殺するのかなと思った

・自分では気づいていないけど本当はだれかを言葉などで傷つけて
 しまっているかもしれないから改めて気をつけようと思いました
 東京からわざわざありがとうございました。また今まで自分がした行動
 言葉が誰かを傷つけてしまった、傷つけてしまうというのが学べて
 振り返ることができました