国連が「国際幸福デー」に指定している20日、「世界幸福度報告書2017」が公表され、調査対象155カ国中、最も幸せな国はノルウェーと発表された。逆に最も幸せでない国は中央アフリカだった。
日本は51位で16年の53位から順位を上げた。
世界の富豪、最多2043人=日本人トップは孫氏−米誌
報告書は各国の1人当たりの国内総生産(GDP)や社会支援の在り方などを基準に14〜16年の「幸福度」を算定、ランク付けした。
上位5カ国のうち4カ国を北欧諸国が占め、前年首位のデンマークが2位、アイスランドが3位と続いた。報告書は「上位4カ国は、社会福祉や自由の度合いなど幸福に資する主な要因の全てで高評価だった」と指摘した。
下位5カ国は中東アフリカ諸国が独占した。内戦下のシリアは152位、南スーダンは147位。米国は14位、韓国が56位、中国は79位だった。(2017/03/21-06:05)
【ニューヨーク時事】
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◆ 「世界幸福度報告書」(2016 World Happiness Report)
http://worldhappiness.report/