日 時 平成29年4月22日(土)10時〜12時
イソップ物語に「犬と鶏と狐」がありますが、これは狐が木
の枝に止まっている鶏を食ってやろうと思い、「ぼくんちで朝
ごはんてどう」と呼びかけます。
鶏は「友達といっしょでいいかな、この木の下に居るが」と
言うと、狐は木の下にもう1羽の鶏(と思っている)にも声を
かけます。
実は木の下には犬が居て、狐の鼻面に襲いかかった。・・・という話しです。
この話しから導きだされるのは・・・・
①鶏が狐の隠れた意図を見抜いているということ。
②鶏が騙されたふりをして、狐を騙しているということ。
③木の下に居るのがもう1羽の鶏であると狐が勘違いしているということ。
④狐が友人(鶏は犬と理解しているが、狐は理解していない)も騙そうとするだろう、朝食の誘いをかけるだろう、ということを鶏が見抜いているということ。
⑤犬が狐に襲いかかるだろう、ということを鶏が予想しているということ。 等々です。
この話しからの教訓は、これが人間の場合でも賢い人は災いが襲ってきても容易に対抗することが出来る。・・・です。
ただ教訓はともかくとして、「知らない事実を知る方法」はないということのようでした。