(%晴れ%)(%黄点%)(%晴れ%)(%黄点%)

今日が本当の、「夏も近づく八十八夜」で〜す(%音符2%)

昨夜は邦題「メット ガラ
原題は「The First Monday in May」で偶然この日に見に行ったというわけです。(%ニコ女%)

メットは世界3大美術館の一つ、ニューヨークのメトロポリタン美術館の略称です。(%エンピツ%)
そこで「鏡の中の中国」展を行い、初日のガラ(特別な催しのこと、鳥の骨のガラではない!)までのドキュメンタリーです。

行く前は、ファッションを見るつもりで行ったのですが、中身はプロジェクトをいかに成し遂げるかという物語でした。
もちろん、豪華なファッションはたくさん出てきますが、見ものはそこではないと思います。ついでにいえば、ジョージ・クルーニーもちらっと(ファンです)

美術館とファッションは、映画にも出てきますが、「ファッションがアートか」という命題にたどりつきます。一見、内田裕也かとも思うようなカール・ラガーフェルド(デザイナー)が「シャネルはアーティストではない、ドレスメーカーだ」という発言があったり・・・。

従来の美術館ではファッションをアートとしてとらえられていない現状。
日本ではファッションに特化した神戸ファッション美術館があります。

また先日問題になった「学芸員」ですが、この展覧会を仕切るのがキュレーターです。
キュレーターとは「欧米の美術館において、作品収集や展覧会企画という中枢的な仕事に従事する専門職員。学芸員よりも専門性と権限が強い」(大辞林)

この映画ではキュレーターとファッション雑誌「ヴォーグ」の編集長の二人の活動を中心に追っています。美術展といっても政治、経済、人種など様々な問題が絡んでくることがよくわかり、結果としてこの展覧会に80万人の来場者があり、莫大な寄付を集め、それが館の運営資金につながるのです。きれいごとだけではありません。

一番心に残ったのは展覧会の芸術監督をしたウォン・カーウァイ(映画監督)の
多くを見せるのはよくない。何も見せないのと同じだ」です。

ところで、写真は映画館のある梅田のスカイビルの広場で泳いでいるたくさんの鯉のぼりです。見ているだけで頬がゆるみます。

映画を見に行ったのは、1か月ブログを毎日書いた自分へのご褒美のつもりでした。
4月2日から1年毎日ブログを書こうと思って「祝 1か月」です。
老前整理でも、押し入れなど1つ片付けたら自分にご褒美を勧めていますが、自分でも実行しているわけです

なぜ1年書こうと思ったか、友人の快適とは言えない環境で黙々と働いている姿を目にし、自分が言い訳を重ねて「易きに流れていないか」と反省しました。
そこで考えて、初心に戻り1年ブログを続けようと思いました。
あと11か月だ!

(%晴れ%)(%黄点%)(%晴れ%)(%黄点%)