2017年世界禁煙デー/我孫子市

WHO(世界保健機関)は喫煙と健康問題についての認識を深め、適切な対策の実践を求める日として、「世界禁煙デー」を定めています。
 たばこの煙には化学物質が4,000種類以上、うち約200種類は発ガン性物質など有害物質が含まれているといわれています。
「たばこ病」とも呼ばれるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめ、肺がん・喉頭がんなど多くのがんや、循環器疾患や歯周疾患など多くの疾患の危険因子です。

また、たばこは副流煙にも有害物質が多く含まれているため、喫煙者だけでなく、周囲の人の健康にも重大な影響を及ぼします。
呼吸器疾患や子どもの低身長、乳幼児突然死症候群(SIDS)発症などに影響を及ぼすことがあるため、子どものいる家庭は特に注意が必要です。
 
たばこに含まれる「ニコチン」には依存性があり、自分一人では禁煙が難しい場合があります。禁煙外来では、禁煙補助薬などを活用しながらニコチンの禁断症状を緩和し、禁煙をサポートしていきます。

市内でも保険診療による禁煙外来を行っている医療機関があります。喫煙者の方は、自らの健康寿命を延ばすため、周囲の人をたばこの煙から守るため、この機会に禁煙をしてみましょう!

◆厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000162438.html