夜には雨の予報・・・・。

ん〜〜・・・・と悩みましたが、それでも出来るだけ外で思い切りやりたい、やらせたい気持ちがあったので外で行いました!!まぁ始めれば降ってもいいだろう、と。

テストが終わって大体みんなが揃ってきた所ではありますが、この時期はどうしても心、体が重たくなりがちです。世間的に見ても同じような感じだと思います。梅雨が近くなってきて、どうしても体が重たくなるのは湿度も関係しているでしょう。湿度が高くなってくると、ジメジメして普段は気にならないのに少しイライラしたりするものです。

そんな精神的なバランスも例年崩れやすいこの時期だからこそ、『何クソ!』みたいな部分を刺激として与えていこうと思っています。夏に引退をするうちのチームにとって、この一番体もしんどい時期にやっておかないと夏には間に合いません。がんばろうと思った時にはもう時間がない、って事になります。

今、自分が目指している形の一つに『上半身をうまく使えない』という現実を見て、体をうまく、柔らかく使えるようにしたいというのがあります。

ベゼルさんのトレーニングともリンク出来る所だと思います。うまく使うという概念をあまり持ってくれないみんなは、やはり『50m走』とかのタイムでしか測定されないからだと思います。うまくより『速く』しか考えを持てないというのが現実。

そうなってくると、ドリブルで突破するアイデアもスピードで振り切る事しか出来ません。身体能力は大事だけど、それしかないというのは良いサッカー選手ではありません。そんなみんなの概念を変えたいし、『動かし方・使い方』によってまだまだ自分に出来る事がたくさんある事を知ってほしいと思っています。

そんな思いもあって、今日の序盤のリフティングも動きながらのタッチを意識してもらいました。動きながらやろうとすると、どうしても力が入ってしまう。動いている時のパワーがあるからそのままの力でボールに触れてしまうので余計な力が入ります。

それを取り除こうという事を意識しています。

手で扱う事ならば上手に出来る事が多いし、その出来る理屈を足への考え方にも繋げてほしい。みんな気付いているだろうか?手の時にやっている動作にヒントと言うか、答えがほとんど出ているんだって事を。

うまく体全体を使って勢いを吸収したり、止めたり出来るのは体全体を使っているからなんです。もちろん普段から使う手だからやりやすいのは分かるけど、大事なのはそこではなく『どうやって出来ているか?を知る事』です。それが分かれば足でやる時も要領は分かってくるのです。

手のように扱う=思うように扱うのと同じ事。そこを目指す目的のはずが、『技や回数が増える事で喜ぶ』事になっているみんなの考え方では前には進まないのです。

うまくいく理由、うまくいかない理由の両方が分かるようになろう!!

停滞気味の今、刺激を与えながらやるしかない!

『これぐらいでいいか・・・』の思考を変えないといけない!少しでも良くしていく、少しでも変えていく。

サッカーノートには毎週の試合の様子を書き記しているみんなの言葉を見ても『原因は分かっているのに』って所で止まる。そこは見えているのに、改善をする為の動きをしない。練習になるともう試合での事を忘れてしまっている。それが改善の遅さに繋がっているんだよ。

気付く早さこそが全て!失敗をしない、なんてありえない。失敗しまくる。誰だって!

でも、どのタイミングで気付くか?が個性であり、選手としての価値にもなってくるんだと思う。

最後の4対4の時には少しだけいつもとは違うスイッチが入ったかな?!って感じでした。

それが大事!違う事もやってみる。うまくいくかどうか?なんてやってみないと分からない。それが正しい選択じゃなくても、気付けば何も問題ない。何もやらない事が一番の問題。

自分が良くなると思った事ならば遠慮なくぶつけ合ってほしい。それが自分とチームの成長になるんだと思う。

毎回、毎回、目に見えるものではないだろうけど、積み上げる事が大事。積み上げた毎日が積み重なってこそ強くなれる。一発だけがんばった、一発だけ成功した、では本物の強さではない。みんなが手に入れるべき力はそういった偶然のものではなく、確実に『自分でやって、自分で残したもの』でないといけない。その為の3年間。

振り返った時に、意味のある毎日が何日あったか?どれだけ思い出せるか?それが多い、心に残る日が多い人生を送ろう!

自分もそう思ってがんばりたい。子供と一緒に、なりたい自分を目指してがんばっていく!比べるのではなく、自分の形。こだわっていこう!!