体を『うまく使う』という意味がずっと分かりませんでした・・・。
ベゼルさんの指導を受けられるようになってからもう4年以上経過します。本当にありがたい事で自分が指導者としてもっと成長したいと思いながらもどうしたらいいか分からない中での出会いにより、最初に大きな影響を受けた言葉がそれでした。
自分も長くサッカーをやってきて自分の出来る事(得意な事)、出来ない事(苦手な事)は理解していたし、それはもう大人になってからは改善出来ないものだと思っていました。でも、ベゼルさんのトレーニングに出会えたおかげで4年前の自分よりも体が動くし、疲労度もかなり減っています。今でも40分ハーフの試合をしても大丈夫だし、次の日からもうトレーニングもやれる体になりました。
何が変化したか?と言われるとやっぱり意識する部位が違ってきたと思います。その頃はサッカーの長友選手が有名で『体幹トレーニング』という言葉も随分有名になりました。でも、ベゼルさんのトレーニングは、またその体幹と一つで括るものとは違って『使い方』を色々教えてくださいました。だから長距離を今も走るのですが、タイムはどんどん上がっていますし、自分がピークだと思っていた20歳頃よりも速く走れるようになっているぐらいで、自分でも驚きです。
そんなベゼルさんと自分にとっては鳥取の坂口さんとの出会いがとにかく大きいです。
体をうまく使うベゼルさんの指導と、力を抜く、柔らかく扱う、という事を教えてくださった坂口さんの両方を取り入れながらやっている事で体の使い方、ボールの扱い方も両方がまだ上達している今です。こんなありがたい出会いはないし、それを今一人でも多くの人に伝えていきたいし、そういう意味でも今日もまたエリート塾生から二人参加してくれたりと少しずつでも広がっていく事をうれしく思います。
さらに数ヶ月前に注文をさせていただいたベゼルさんが開発した『ゲタックス』というトレーニング用具を今日渡していただいたので早速最初の1時間それを履いてトレーニングしました。と、言っても履いているだけでトレーニングになるこの素晴らしい用具をこれからも毎日履いていこうと思います。1時間履いた後の地面を踏みしめた時の足の裏の感覚は本当に『地面を掴む』という風になっていました。
是非ともみなさん興味のある方はベゼルさんのほうへ連絡をしてみてください!ダイエットにも非常に効果があるそうですよ♪
今日もトレーニングは上市代表と末永トレーナーに来ていただき、前回に引き続いて『全接地』を意識したものをやっていただきました!
序盤から『手』を特に意識して使うトレーニングが多かったです。日頃からサッカーという種目をやっているとどうしても上半身よりも下半身のほうがトレーニングのウエイトを置いてしまいます。鳥取から学べた事により、上半身も刺激しながら出来るようにはなってきているけど、それでもやっぱり使えていない。
そんな体の使い方を改善していく為に、分かりやすい手を使う事で足でやる時のイメージも湧いてくると思います。手をしっかりと押す。簡単そうで出来ないのは、手首が硬いのと使えていないから。同じなんです!サッカーでも足をうまく使えないのは足首が硬いという要因もあるし、足の裏を接地して使えていないから、という事なんです。それによって疲労度がどこかの箇所に偏るし、1年生は本当にまだ何も知らないだろうけど、ベゼルさんのトレーニングは自分の弱い部分が筋肉痛になるという形で次の日に成果が出てくるのです。とは言っても、姿勢そのものをごまかしている今の1年生の多くのメンバーは筋肉痛にすらもしかしたらならないかも知れませんがね・・・。
自分に甘いからすぐに姿勢を崩してしまう事が本当に多々あります。自分の志がいかに甘いか!がよく出ていますよ。
後半は『動物の動き』という事で、いつもかわいい名前の動物の動きを真似るのですが、それがかなりきつい動作となります。
それでも一つ一つ正しい姿勢でしないと効果なんてありません。ごまかして『うまくやれているつもり』が一番良くないのです。何の為の専属のトレーナーさんが来てくださっているのか?みんなは『活用法』を理解していません。
学校でもきっと同じなんでしょうね。
『聞く』という行為が恥ずかしいと思っている。自分が出来ないと思われたくない。だから聞かない。そして聞かないから分かったフリをして適当な姿勢でごまかしてやる。
それが一番恥ずかしいんだよ。
ごまかせないテストの順位や数値で出てくるものなのに、それでもこうやってごまかしてやっている姿を見ると、『君達本気で上達する気あるの??』と思う。
その辺りは2,3年生は自分から積極的に聞いたり姿勢を矯正してもらったり出来ている。それが『すごい』ではなく『当たり前』でないといけないのですが・・・・。忘れ物が相変わらず多い1年生の意識はまだまだ低いって事ですね。
しんどいと感じたら『がんばっている』と思う勘違いが自分の成長を止めているという事に何人気付いてくれているだろうか???
汗をかいたらがんばっている?苦しい思いをしたらがんばっている?
違うよ。
目的を持って、そこへ向けて行動している時しかがんばっていないんだって事。だから日々の学校も同じ。どんな生徒に、どんな人間になりたいか?が毎日あってこそ『がんばったかどうか?』が分かるのです。コーチはなりたい形があるから毎日思いがこうしてブログに書けるぐらいにある。みんなはどうだろう?汗だけかいてない?しんどいって思ってるだけじゃない?嫌だな〜って思ってるだけじゃない?
こんなありがたいベゼルさんの時間をどれだけ有効に使えるか?は一人一人の意識にかかってるんだよ!こんな年齢になっても変化を感じれるコーチなんだから、みんなならもっともっと前向きな変化に気付けるはずだよ!家族、親に対しても同じ!みんなに報酬など求めずに毎日、毎回送迎してくれたりご飯やみんなの身の回りの世話をしてくれる人に対しての感謝の気持ちを表現するのは、みんなが芯を持ってがんばる姿勢しかないんだよ!
ありがとうございます、の言葉よりも『本当に感謝をしています』の行動で示そう!それが『男前』の人間がやる事だ!
心も体も鍛えてもらえるこの時間を大切にして、指導に来てもらう事を喜んでもらえるような良い人間、選手になろう!!毎日無駄にしないようにがんばろう!!
ベゼルさん!本日もたくさんの指導をありがとうございました!!