松尾湿原の花の調査と保全活動

・期 日 2017年6月17日
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、山本、山根、東田、伊藤(格)、伊藤(千)、西村、森川(久)、岡澤、西川、湯浅、三科、小宮、安藤、赤松、青野、日後、政元、勝間、能勢
・福井先生、
・市役所社会教育課 佐久間係長

 梅雨の晴れ間の続く土曜日、マイクロバスはほとんど満席で出発しました。
宝塚自然の家に着くと車で来られた仲間が待っていて、湿原の作業の前のラジオ体操の時には23名になっていました。
体操の後、小川さんから作業の予定が伝えられ、役所の方から今後の湿原の家について報告がありました。リニューアルオープンの予定はたっていないが、ここを利用したイベントを増やし、土曜日曜日は一部を除き一般に開放するつもりでいるとの事でした。
次に川本さんから過去8年の4月から10月までの植生調査をした植物名と調査期日が書かれたものが配られ、それにしたがって今日は11種類を調べることがわかりました。
写真右上 調査対象の植物担当を決めています

調査に入る前に福井先生を先頭に湿原の右側からみんなで観察して回りました。
ササユリのピンクのつぼみやノハナショウブの青いつぼみ、赤いモウセンゴケの葉からか細く伸びた白い花が先ず目につき、カキランもあちこちにつぼみを付けていました。
写真右 調査前の全員による観察をしています。

いつものようにそれぞれ自主的に植物を決めて調査を始めました。
 私は小川さんとモウセンゴケを担当しましたが最初は目につかなかった細い糸のような茎にけし粒のようなつぼみが付いているのが次々と見えるようになり夢中で数えてるうちにお昼になりました。
写真右 モウセンゴケ 白い花も見えます

みんなでバーベキュー広場に異動しそれぞれ持参のお弁当をいただきました。
食後 7月15日の松尾湿原のハッチョウトンボの観察会の準備のこと、ピカピカランドで一部ホタルの卵を孵化させたいというについての話がありました。
午後からは植生調査の間カエルと供に目の前をチラチラと横切っていたハッチョウトンボを数えました。それぞれ持ち場を決めて一斉に数えて合計すると49匹いました。
写真右 ハッチョウトンボの調査を行いました。 49匹でした。
 参考 宝塚市教育委員会・宝塚エコネット主催のハッチョウトンボの観察会が7月15日(土)に予定されています。

小さくて数えにくいマメスゲやかずの多かったカキランなど担当した方は調査の続きをし、その他は草刈りをしたり掲示板の写真をカキランに張り替えたりして2時に作業を終えて、全員で記念写真をとりました。
蒸し暑い中、皆さん最後までありがとうございました。(記能勢)(%晴れ%)(%ニコ女%)(%ニコ男%)