人権学習市民講座その2

また雨の日の講座でした

今日は「誰にでもやって来る 人生のしめくくり」

講師は女性問題を研究されている源淳子さん

とにかく最初から最後まで「ほんま、その通り」って
いう頷きっぱなしで今回も大変楽しく聴くことができました

戦前戦後の家制度がどう変化していったのか
そこから男女の関係、夫婦のあり方、親子の
つながり方など180度転換していったものや
未だに残っているものなど、興味深い内容でした

その中で一番の言葉が「自分らしく」です

「らしく」は自分は自分であって、人に従うことなく
生きるってことだと感じました

何もわがままをいってるのではなく
協調はしますよ

しかし、自分というものを仕舞い込んでしまわずに
何をしたいか、何を考えているかなどを
相手にはっきりと伝えて自分を自分の前に出すって
ことが「らしく」になるんやと思います

相手に自分という存在を認めさせることも大事やねぇ

タイトルが人生のしめくくりですから
最期はどうしたいのかを元気なうちに家族や
友人などに知らせておく準備もしておいた方が
いいとのこと

どんな葬式?どんな衣装で?墓は、遺骨はどうする等と
心残りをなくするためにも、頭がしっかりしていて元気なうちに
全てを決めて死を迎えるようにすることが自分にとっても
家族にとっても大切なことですって

今、40代の人が墓を求めるのが多いらしい
これは先祖のためとか親のためとかではなく
自分自身の心のよりどころがないために
墓というものに置き換えて心のよりどころを
求めようとしるらしいですね

よりどころがないってことは自分らしさが
わからないってことらしいです

理解できたかって問われると「はい」とは
言えないけど、雪洞の灯りのように
ホワッ〜としたわかり方ですね

自分自身は心のよりどころって何だろうと
考えてみると、残り少ない人生を病気もせず
元気にいろんな人たちと交流しながら楽しく
暮らしていくことかもね

同じく講座を聴いていた連れ合いはどうだろうか

戦前の夫婦は縦関係で妻は夫に従うべしだった

家制度が崩壊した戦後は夫婦は横で対等です

しかし未だに家制度が残っているところもあります
というよりは、慣習的に継続しているといったほうが
当たっているかもしれません

多分、うちの場合は縦あり横ありの夫婦関係かも

連れ合いはしてもらって当たり前と思っているところが
節々に出てくるからね

これを解消するにはひとこと「ありがとう」という言葉を
相手に伝えることが大切なんだって、男女問わず!

さ〜て、あなたのところはどうですか???