わ〜い!無料のサウナです!!(笑)

という体育館の暑さ(笑)

気温はさほどではなかったかも知れませんが、とにかく湿度が半端ない今日の一日でした。いつも利用しているガルテン八千代グランドに湿度を象徴してくれる生き物がいます!!!それは『羽アリ』です。今日はなかなかの大量発生具合い!これが湿度を物語っているのです。そういう中で汗いっぱいかいたし、今日は一日でシャツを3枚着替えました(笑) 着替えも体調管理には絶対必要なこの季節!!みんなも着替えを甘くみないでしっかりと汗と体調管理をしていきましょう!!

今日も加美スクールはスクール前にどんどんゲームを行いました。だいぶ5年生が落ち着いて状況判断が出来るようになってきています。いつも5年生対5年生以外のチームで試合をするのですが、5年生以外のメンバーはやはりまだ一つの事しか考えられません。でも、それは悪い事ではありません。まずは一つ!それが好きで、楽しくてサッカーをやる基盤となるものだから大事にしてほしい!!その上で、違うものも見れるようにゆっくりさせていきたいです。

ボールの音を消そう!!

その取り組みを意識してから丸一ヶ月が過ぎましたが、随分変わってきました。うまく手首を使い、肘を使い、肩を使い、体を使い・・・その順序が整ってきているのはやはり5年生。それを見ながら4年生が習得しつつあり、その姿を2,3年生は・・・・『見てほしい』のですが、まだまだうまくやる事への興味自体があまりありません(笑)

でも、それは強要するものではないし、必ずこうしなさい、見なさい、って言ってもやらされたものでは成果はない事を知っているので今はこういう状況である認識だけをしています。でも、子供ってどこにスイッチがあるか分かりませんから、違うメニューで入るかも知れないし、そこまで長く待つつもりです。それでもなかった時には『こうしてみたら?』とアドバイスだけはやってみます。それも受け止めるかどうか?は本人次第ですからね!

今日は4年生トリオが『チョンチョンリフティング(つま先のほうだけで早くするリフティングです)を教えてください!』

とコーチに聞いてきたので、最初は少しだけポイントを教えながら『慶悠くん〜!出来ない?』と聞いて5年生の慶悠くんが出来るから指導を任せました。子供はやっぱり子供同士が一番色々入っていきやすいものです。コーチが、大人の目線で言うよりも子供同士で寄り添える事が多いので、教える慶悠くんの教え方、聖斗くんの教え方、那月くんの教え方と5年生それぞれの言い方なども自分も聞いてみるようにしました。

言い方も大事ですが、肝心なのは『聞いてる側の反応』です。教えてほしいと言ってる本人がどのような表情で、取り組みをしているか?やらされていないか?が大事なのです。そういう面でも5年生は押し付ける言い方をしないし、とても上手だと思いました。

教え方にも正解はないと思う。

受け手のタイミングもあるし、一つではないはずです。ただし、絶対条件としては『受け手が学ぶ気が、獲得する気があるか?』です。これは絶対です。

それがない子にいくらこちらが正論だったり、アドバイスをしたとしても、やっぱり入っていかないものです。分かったフリはされるけど、それは『そうしないと怒られる』という感情です。本当に分かりたい、知りたい子は自分で疑問を持つものです。だから自分はいつもそこを『スタート』だと認識しています。自分で興味を持ち、自分で疑問を持ち、自分で解決策を見つける。これが自然の流れだと思うのです。そのどれかを『与えてもらった』というのが入ると必ず壁に当たった時に相当悩むのです。このサイクルを持って今後を生きれば、何があっても自分が招いたものだと理解が出来るし、改善も早くなる。そういう人になってほしいと願う。

今日も、一番良い例になったのは5年生の慶悠くんだけど、自分で興味を持った事をやろうとするから獲得するポイントを掴むのが断然早い。そして、今自分がどうなっているのか?に気付くのも早い。今日2つの技を一緒にやったけど、ほんの数分で自分のものに出来た。聖斗くん、那月くんもそれを真似して出来そうな所まではいけたけど『自分自身が持った興味』と『何となくの興味』との差は大きく出たと思う。

教わりたい、やってみたい、という好奇心から始まり『どうしたら出来るんだろう?』という疑問に移り、『こうじゃないかな?』のチャレンジをしてみて、『ここが違うんだ』と自身に気付き、『今度はこうしてみよう!』という具体的な改善から『出来た!!』が生まれる。この流れに入った子は体が覚えるし、なかなか忘れない確実なものとなる。

慌てない事!自分の考えに興味を持つ事。やってみる、チャレンジをしてみる事。改良、改善する事。

いつでも、何にでも同じ。ゆっくりがんばろう!!