今日の練習試合は1,3年生での組み合わせ。
暑い三連休となりましたが、毎日活動が出来る事が何よりもうれしい事です。世間では多くの熱中症が出ている中元気に活動してくれている事も本当にありがたい事です。いよいよ夏が近づいてきている中、みんなの本音が見え隠れしてきている所。
いきなりなんてありえません。変化や成長は。
コツコツこういう時期の為にやってきた子がそれだけの成果を出せるのです。暑い夏にがんばれる人間はそれだけの我慢をしている人間です。みんなが暑いとクーラーにあたっている時間、冷たい飲み物を飲んでいる時間、甘い物を食べている時間、遊びたい時間、そういう誘惑とも勝負出来る、もしくはそういうのが当たり前になるかどうか?の差になってきます。残念ながらいくら口で『がんばっています』と言っても日差しを浴びた中でサッカーをやれば日頃の生活習慣はハッキリ出てきてしまうものです。
いわゆる『サボる』という風に見られる子は何かが欠如しているのです。誘惑に負けている時間がある子です。能力や身体的なものではなく、誘惑に負ける内面的なものである事を家庭でも少し目を向けてもらえたら、と思います。
良くなってほしいならば、良くなるという事は常に『何かに打ち勝った先にあるもの』ですから。
『標準』をどのラインに出来るか?勝負の夏になると思います。いきなり180度変える事は出来なくても、少しでも確実な変化を継続的にやる必要があります。いつも3時間あたっているクーラーの時間を5分ずつでも絶対に減らす事。大事なのは『確実な事を続ける事』です。気分が乗っている時だけ0分にして、しんどくなったらまた何時間も、みたいな『波』を作る人間が一番成果を出しにくい人間。
コツコツ、目になんて見えないぐらいの事をそれでも続けられる人間こそが最後に良い思いをするのです。この夏、自身のそんな弱さとどれだけ勝負出来るか?答えは『言葉』じゃなく、『行動』で出てくるのでそれを楽しみにしています。決意を述べる事も大事ですが、実行する事にしか本当の価値はありません。きっと良い思いは出来ます!!それまでやり続けられるようにみんなでがんばりましょう!!
今日の練習試合は八千代グランドでクリヴォーネさんとの4ゲームさせていただきました。
1年生は二日続けて試合をする機会が入部してから初めてになります。
わざとそうやっています!回数だけ、時間だけ多くしても何も残せません。うちにはうちのペースがあり、まず気付くべき大事な点に気付いてもらいたいからです。その大事な部分というものに何となく気付き始めるのがいつもこの夏休みぐらいになるので、そういう時期になれば連戦という形もやっていきます。元気な時にまずはやってみる。次は元気じゃない状態でも出来るか?を試す。そこから、元気じゃなくても当たり前に出来る事を増やす。というような流れにしていきたいと思います。
ようやくサッカーが出来る準備が整いつつある1年生達!ゆっくりですが各自の良さが自分の意思で出せるようになってきました。
それでも試合をすれば『個の武器』と言うより『ワガママ』で終わってしまう事がほとんど。パスが繋がらないのはお互いの気持ちがズレているから。出したいタイミングと欲しいタイミングがズレているから。それを改善するのは技術ではなく『感性』です。相手を知る、分かる、分かろうとする事なんです。その感性がやっぱり低いから試合の合間の行動もやっぱり幼い。自分の事しか考えていない様子はまだまだこれからだな〜・・・という所ですね!でも、悲観的な意味ではなく『やれば必ず良くなる』という事ですからしっかりと理解してもらえるように対話していきます。
3年生のほうはやはり勝負所でがんばれる子が中心になってきているので、試合自体が締まります。その分、『ちょっとした判断ミス』が一気に試合の流れを壊してしまうシーンも同時に目立ってきています。
ただそれは成長の証。みんなが一本にこだわれるようになってきてるからこそ、一本のミスが大きな代償になっていく経験に出会っているという事。チャンスのつくり方も意図的になってきたし、3人目の動きまで視野の中に入るようになってきています。まだ伸びしろとすれば『自分のアクションが誰のスペースを作る為なのか?空ける為なのか?』を考えられるようになればもっと主役になれる子が増えるんです。そういう細かい部分への気配りと言うか『気付きのレベル』をこだわって上げていきたいですね!
2試合を精一杯戦ってくれているし、起きる事に対処しながら悩みながら、葛藤しながら、模索しながら、変えながら、少しずつ歩みを進めていけています。軸になれる選手が多くなってきている事で細かい部分への話も出来るようになっているのは大きなっ成長だと思います。
この三連休の試合で、全学年、全選手が多くの経験をする機会がありました。
各学年の良さもハッキリ見えてきたし、課題もその何倍も見えてきています。
チーム全体に言いたい事は『君の代わりはいない』という事。だからこそ『君しか仲間を助けられない』という事に自覚を持ってほしい。まだうまくいかない現象に対して『厳しい言葉』しか掛けられない子がいます。それはほとんど1年生です。何度も言うけど、そういう言葉しか出せない子は気がついた時には自分も多くの事が出来ていないものなんです。出来ないから人に言って人のせいにしている人なんです。1年生の『母体』になっている少年の時の関わりで多くを『洗脳』のようにされてしまっているのがどうしても癖として残っています。仲間に強く言うのが正義、みたいな評価をされてしまっている事で無意識に言ってしまっているような子もいます。習慣というのはやっぱり怖いもので、自覚がないのが一番困るのです。
だから今はその言葉自体を考えてほしいし、どうしてそういう言葉になるのか?を考えてほしい。自分が出来ない弱さ、動けない弱さを人のせいにしてごまかそうとしてしまう自分を変える事が全てであると分かってほしい。
チームを、仲間を助けられるのは自分だけ!!
その責任感!!その考え方!!一つのプレーで一喜一憂して終わらない事!
もっともっと内面を磨こう、鍛えよう!!
交流してくださったクリヴォーネさん、一日ありがとうございました!!