「電車の車窓のように」

電車や車など、

乗り物を使って旅に出かける時の楽しみは

【車窓を眺めること】。

ボケーとしながら、車窓から見える風景をただただ眺める。

私はその車窓の風景に没我(ぼつが)する。

次から次へと移り変わる様々な風景。

いろんな土地や人々の営み・・・全てが美しい。

乗り物は私の肉体として、魂は乗客の私。

車窓を眺め行くように進む私の人生。

【死】という目的地までひたすら前へ進む、人生。

ヒカリの風景を観、

この世って何て美しいんやろう。。。としみじみ感じる、

今・40歳の私。つくづく全てが有難い。

今の人生程に満たされた瞬間はない。

出会いや縁の全ては必然であり、

出会うべきして出会っていると私は分かる。

これからもそんな人生を、淡々と歩くのみ。

嗚呼・・・何と幸せなんやろう。

過信でも不信でもない、自信に満ちた、我が人生。

全てに感謝な、美しいこの日本の風景の中。

私が美しいと思えば美しい。きなたいと思えばきたない。

悲しいと思えば悲しい。楽しいと思えば楽しい、人生であります。