「また再び、1番・霊山寺に立つ。」

訳あって、先日徳島に行きました

(その理由はまた後日でも♪)。

四国霊場スタートの地「1番 霊山寺」

・・・久しぶりにまたここへ来ました。

せっかく徳島に来たので、

1〜10番までマイカーにて

個人遍路をさせていただきました。

久しぶりに完全マイペースの一人遍路を

大マンキツさせて頂きました(ー人ー)☆

ヨは満足ジャ☆笑

途中、偶然知り合いのおじさまが仲間と一緒に

お接待所をされていて、

お接待を頂きながら1時間くらい

ステキに道草してました(笑)♪

四国88ヵ所霊場の魅力の一つは、

1〜88番の札所【同じところ】を

ぐるぐると回り続けるということかと思います。

かつて29歳の終わり、

一大決心をして始めてここに来ました。

それから10年ちょっとぶりにここに立ちました。

何とも感慨深いものがあります。。。

7周目(一部は8周お参り済)にしてようやく、

自分のペースと言いますか、

焦らず地に足つけて、どっしりとお参りが出来つつあり、、、

少し【深み】が出て来たと、

自分の成長を感じることが出来ました。

ここに立っていつも思うこと、

それは【初心忘れるべからず】。

なぜ私は四国遍路道を歩むことを決断したのか?

誰に・何によって今も歩ませていただいているのか?

私の今生の人生の一つがここにあります。

そして2回、3回・・・と来る度に、

「私の【シンカ】〜進化・深化・神化〜の過程」を

確認しています。

一回目よりも二回目、

二回目よりも三回目の方がシンカの度合いを

増して行かなければならないと考えています。

でないとやっている意味がありません。

これは自らに課したノルマであります。

四国遍路行では本当に多くのことを

学ばせて頂いておりますが、

その一つが「【捨てる・与えること】が真の幸福である」

ということです。

私は捨てるために、

また与えられる人間になるために四国遍路上で、

行をさせて頂いているのだと感じています。

この娑婆の常識では、

「何かを得ることや与えてもらうこと」が

幸せだと認識されています。

しかしながらそれは違います。

喜んで与えるから与えられるのであり、

喜んで捨てるから得られるのが真理であります。

たくさんの(マイナスの)感情【想念】を持つ程に、

またたくさんの(余分な・不必要な)ものを持つ程に、

それらから発する【罪】によって、

その所有者が潰されやすくなる・不幸になってゆきます。

従って、自分自身の人生において

最小限必要不可欠なもの以外は捨てる・

喜んで他者に布施する(与える)ことをしなければ、

真の幸福にはなっていきません。

人間は与えられる(得る)喜びよりも、

与える(捨てる)喜びに生きなければ

本来の人間性を発揮出来ないだけではなく、

真の幸福を得ることが出来ないのです。

まだ暫くはこの四国遍路のご縁が続く感じですので、

更に我が“シンカ”に磨きをかけて参りたいと思います。

南無大師遍照金剛(^人^)☆