新派 「花岡青洲の妻」 9月27日

今日の大阪はくもり空で蒸し暑いです。

昨夜、切符が手に入ったので新派 「花岡青洲の妻」を観てきました。

新派は見たことがなかったし、「花岡青洲の妻」の嫁姑のバトルにも興味があったからです。

新派の発生は大阪だということに驚きました。
また新派は何に対しての新かといえば、旧派、つまり歌舞伎に対してつけられたということで、そんなことも知らない、考えもしなかった私です。

それが今回旧派の歌舞伎の世界から、新派へ移られた役者さんが数名おられ、演劇の世界もいろいろあるのだなあと思いました。

お芝居は有吉佐和子原作で、麻酔薬の完成に執念を燃やす青洲(喜多村緑郎)と献身的に尽くす母(水谷八重子)と嫁(河合雪之丞)の葛藤です。

青洲の妹の小陸(波野久里子)がその二人の「女のこわさ」におびえていましたが、本当にこわいです。
幸か不幸か、嫁にも姑にもなっておりませんので、実感はありませんが。(苦笑)

動物が嫁姑のバトルをすることはないでしょうから、きっと人間だけですね。

そういえばもうお彼岸も終わりですが、赤、白に続いて黄色の彼岸花を見つけました。

同じ色で競うのでなく、ひとりひとり違う色の花を咲かせればよいのかも?