・期 日 2017年年10月21日(土)
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、山本、西川、森川(久)、安藤、伊藤(格)、三科、山根、岡澤、小宮、 伊藤(千)、湯浅、東田
 講師 福井先生
 宝塚市 社会教育課 田口課員

 超大型で強い台風21号から秋雨前線が影響を受けている雨模様中、いつものように宝塚阪急駅前よりマイクロバスに乗り色づき始めた紅葉の中を松尾湿原に向かいました。
宝塚市立自然の家に到着後は雨を避けて事務所に集まり、代表より25日にコープこうべ環境局より松尾湿原を見学に来られる件と11月11日(土)に宝塚市自然保護協会のイベント件の説明があった。
 本日の調査内容(ウメバチソウ、ヤマラッキョウ、リンドウ、ツルリンドウ、センブリ)と湿原拡張部に生育している植物の調査を行う事の説明があり、組分けがありました。
 特に拡張部は福井先生を中心に女性会員にやってもらいことになりました。
写真右上 事務所での活動開始前のミーティング

湿原まで行く道筋で先生よりセンブリは二年草でこの秋に種が落ちると発芽した1年目はロゼットの小さな根生葉が地面に出て越冬し、2年目にその中央より茎を出して8月〜11月に多数の白い花冠になると説明を受けました。
 組分けされた会員達は小雨の中、其々の花を調査し現況を記録しました。
特にヤマラッキョウは本数が約3倍程増えていました。
 ツルリンドウは花が咲いていたのと紅紫色をした実をつけているものがありました。ウメバチソウは二株あり枝が分かれ1輪白色花が5個ありました。
リンドウは少し増えていましたが範囲が広がっていました。センブリも今年は2年目の花が広範囲で見ることが出来ました。
 拡張部は2016年に確認したものが今年は ハリコウガイゼキショウ、カキラン、ヤハズソウの3種類が未確認で、2016年に未確認だったものが今年は イ、アカマツ、トダシバの3種類が確認されました。
写真右 傘を手に湿原内の花の調査

写真右 センブリの花やロゼット状の来年咲く小さな芽も観察しました。

写真右 ヤマラッキョウの花
今年は昨年の3倍もの多くの花を確認しました。

事務所に戻り、雨に濡れた記録用紙を整理し調査結果をまとめました。

 また、湿原周囲に設置されている柵の竹が朽ちて一部破損しているのをどのようにするか打ち合わせをしました(写真右)。
 西側の柵(B0側)は取り払いローブを橋付近の急斜面一部(B0)は下(B)よりのステンレス製柵を移動する。東側(橋の下よりのZ側)は真竹を使用して柵を設置することが提案された。
 最後に、西谷産の枝豆の希望者は地区の人に注文していた立派な黒豆を受け取って土産として、雨の中、帰路に着きまた。

一日中雨の降る中の調査活動ご苦労様でした。(記;東田)(%雨%)(%ショック男%)(%ショック女%)