今日は朝から一日中、加古川で新しいプロジェクトに向けての話し合いを行いました!
同じ八千代出身の大学生が八千代の町おこしをやりたいという事を大学で企画していて、その企画が『スポーツを通して』という事がテーマだったので自分に声が掛かり一緒に何かをやろう!という事になりました。そこでその打ち合わせみたいな形で企画の方向性、ターゲットはどこにするのか?どのような内容で、どのような目的でやるのか?などをみっちり話しました。
初対面の方々にも関わらず子供達の成長やそのきっかけを作りたい熱い気持ちでみんなが話し合ってくれたので朝9時から夕方4時まで本当にノンストップの7時間話し合っていました(笑) 尽きる事がないのはみんなが『子供の未来を育てたい』という思いがあるからでした。可能性だらけの子供達にこんな田舎だから・・・って外に出ていくのではなくみんなが元気に、中心になって、この町を元気にするような存在になってほしいし、その人材を育てるのが我々という今大人の自分達がしなければならない責任でもあると思っています。この企画を行政に通していつか実現をしたいと思っています。
今日、ある程度まとまった話としては『小学生の女の子のスポーツ活動の場を提供する』という事に決まりました。男の子は自分で選んでクラブに参加する場がある程度あるけど、女の子にはそれがないしスポーツクラブ自体が少ない地域なので、少しでも体を動かして友達作りにも役立ててほしいな〜という事で話はまとまりました。
そんな未来の話に胸を高ぶらせてグランドに戻ってファルコの練習に参加しました!
一気に寒くなったので自分にとってはコーチとしているだけだと非常に厳しい季節になってきました。でも、熱い気持ちの子供達が目の前にいればいくらでもがんばれるし、それをどうやって引き出せるか?なので、今日もそこを目指してがんばりました!
3年生も一人一緒に参加をしてくれたのでまた良い刺激をもらえました。ですが、肝心の1,2年生はその3年生をうまく利用しようとはしなかったし、もったいないな〜って思ったりします。みんなは言葉では色々言えるのですが、残念ながら行動に、表現をするという部分ではほとんど繋がっていません。
その事も繰り返し話をしています。イメージとそれを表現に繋げる事を目指してほしい、と。でも、その言葉でピンと来る子はどうやら少ないようです。イメージしたらもうそれで良いと思っているし、形になるまでに諦めたり『これでいいか』と思ってしまう弱い心がやっぱり見える。
今日も練習前、合間、後の時間を使って数名の選手と話をさせてもらいました。
思っている事、抱えている事、感じている事などを子供の状態に応じて聞かせてもらったのですが、意見は上手に言えるように、伝えるようになってきています。ただ『自分なりのアクション』が少ないね。やってみよう!そこから始めてほしい。
やる前から『これでいいのかな・・・』みたいな不安が勝ってしまってやる事自体をしないままの子がいるからもうちょっと積極性が欲しいし、出さないといけないよという話はしました。
みんなは公式戦を戦い、結果が出なかった後に『出なかった結果にこじつけて』原因を出そうとしているけど、そうじゃなくて結果が出る以前に『どんな事をやってきて何が自分達に出来るのか?』のほうが先なんだよね。その話がないまま、結果だけを見て、それを受けて『もっとこうしていれば・・・』みたいな話をしても改善にはならないよ、って事も話しました。
2年生の中にもそれぞれの思いがあり、その思いの『温度差』みたいなものが出てきています。
ただ、その事自体は仕方がないと思っているし無理にみんなが合わせるのは難しいのです。誰かに合わせるのではなく『自分の中の思いを燃やす』事に努力をしてほしい。問題なのはやろうとして出来ない子じゃなく、『思いはあるのにやりきれていない子』という事。何か遠慮があったり、向き合わない子がいる。モヤモヤしている状態の子がいる。子供は日替わりで日々違うからそのコントロールも安定させないといけない。
そういう事を全部ひっくるめて『何を意識して行うか?』の所を大事にしてほしい。
無意識に出来るようになるのが何でも理想だけど、きっかけは意識から始まる。
とことんやりたいと思うならばとことん付き合うし、みんなが本気ならこちらも本気でサポートをする!!
でもどこかで自分が妥協して『これぐらいでいいか・・・』を入れてしまうとそこで成長も止まってしまうのです。自分が今、何にこだわり、誰と組んで自分を引き出すのか?伸ばすのか?も重要ですね!
みんなの本気をもっともっと引き出せるように、良いコーチを目指してやっていきたいと思います!!