「ヴェルデ・リーガたより」第4号
発行:2008(平成20)年1月10日
●活動状況と今後の予定
 ヴェルデリーガ発足から2年目の新年を迎えました。地域の混声合唱団としての活動の場を広げていこうと、緑中合唱コンクール参加をはじめとして、本年は地元でのフローラ・アンサンブルとのジョイントコンサート開催(6月11日、第1自治会館)に向けて実行委員会を設け、具体的な話し合いをさらに進めていきます。
 出来る限り休まないで練習を重ね、その練習成果が十分に発揮できるような演奏を目指しましょう。実り多い年でありますように。

(写真)アーランダ国際空港・ストックホルム—–>
●ヴェルデサロン(団員の自由ページ)
・「思えば長く歌ってる」
 テナー 黒田 武
 確か武田鉄矢だったと思うが、「思えば遠くに来たものだ・・・」で始まる歌があったと思う。私のコーラスとの付き合いも振り返ってみると、ワイフよりも長くなった。今年は「大阪フェスティバル」50周年。私がコーラスを始めたきっかけは、約40年前、大阪フェスティバルにカラヤンとベルリンフィルが来日し、ベートーベンの「第9」に朝日新聞が公募したアサヒコーラスの一員としてフェスティバルホールで興奮しながら歌ったことだった。
 働け働けの時代に、定時になるとコーラスの練習に行く私を会社の仲間はどのように見ていたのかと思う今日この頃である。ただ退職した今、やはり歌うことをやめずによかったと思う。ヴェルデ・リーガ以外にも大阪まで毎週出かけて行って、大阪メンズコーラスと言う男声合唱団で楽しく歌って、そしてその後の飲み会でワイワイガヤガヤと楽しく過ごせるのもコーラスのおかげだと思っている。

(写真)ヒースロー空港の出発ロビー・ロンドン—–> 
・「コーラスとの出会い」
 バス 本城靖之
 子供の頃から歌が好きでよく風呂場で歌っていたようだ。これは近所の人から聞いたことではあるが。小学校時代の唱歌、中学時代の世界の民謡など今も耳に残っている。中学後半から受験と声変わりで歌は鼻歌に変わってしまった。以来合唱の経験はありません。
 戦後NHKで流す歌やその歌い方はさほど好きではなく、ジャズなどは良く聞いたものです。その後は専らカラオケでした。好きな歌はやはり裕次郎、そしてひばりや八代や都の歌、演歌は結構歌うが、レコードB面の歌はほとんど知らない。シニア教室で何回か聞いたことがあるが、どれも節回しが似ていてあまり面白いとはいえない。もっと面白い歌を歌いたいと思っていました。
 ところでコーラスとの出会いは未だよく分からず、多分定年後数年経って何か趣味を見つけようと思っていた時、子供の頃好きだったもの、歌とか絵画とか野球などをもう一度やってみようという気持ちから来たものらしい。
 コーラスへの最初の入門はシニアコーラスで、やっと歌ってみたい歌に近づいたかなと感じた次第。もっと回数多く歌うために他のコーラスを考えていたところ、このヴェルテ・゛リーガに偶然入ることになりました。これで更に面白い歌に出会えるかなと考えています。
 しかし、コーラスも向き合う姿勢により結構奥が深く、今は基礎知識を少し蓄えようと数冊の楽典の本を買い、卓上ピアノも中古品店から仕入れるなど、前向きに考えています。
 約2年の経験で火星人の話が人間の会話に聞こえてくるとは不思議。あとは実際さらに勉強するかどうかによりますな。そして夢は仲間と一緒に小粒でもぴりっと辛いアマ合唱団になれるか、またその前に風になってしまうか神のみ知る。