究極のデータ消去術

人間行動科学研究会が行っている「ポートレートセラピー」では、老健施設や特別養護老人ホームに入所されている方の写真を撮影したり、思い出の写真をお預かりして、大画面テレビで観られるDVDにした写真アルバムを作っています。

写真編集はもちろんパソコン(PC)で行いますが、一旦写真をデータとしてメディアに取り込まなければなりません。そこで活躍しているのが昔のPCから取り外したハードディスク(HD)です。

容量は20GBから60GBと現在のPCと比較すると至って小容量ですが、20GBの8連装着や60GBの5連装着として使用し、当時(win98)の映像編集PCとしてはモンスターマシンだったのです。

今、当時の小容量HDの1台を外付で使用しているのですが、数千枚の写真で容量が満タンになります。HDの使用時間的にはまだ多少の余裕がありますが、クラッシュを恐れて余裕を残して廃棄することにしました。

HDには「ポートレートセラピー」の膨大な写真データが入っていますので、個人情報保護のために完全に消去しなければなりません。思いついた完全消去法とは先日のフロッピーディスク同様、HDの解体でした。

写真はHDの抜け殻とディスクです。(以下記事は、「HD内部・驚きのパーツ」として次回に続く)