今日は先週から訪問させていただいている西脇の芳田こども園さんでのサッカー教室でした♪
2回目になるので子供達もすごく元気に迎えてくれました♪『来た来た〜〜!!!』って大きな声でとてもうれしい気持ちになりました!
『コーチ髪切ったやろ〜〜〜!!』って言われました(笑)
『彼女かよ〜〜!!』って思いました(笑)
しかも、『さっき髪切ってるの見たもん〜〜♪』って(笑)
おかしいな〜・・・切ったのは確か昨日なのに・・・(笑)ってなやりとりで今日はスタートしました♪
今日も空気が冷たかったのですが、園児はとても元気いっぱいでした!!
寒さを考えて『今日は最初に鬼ごっこをやるよ〜〜』って言うと、
『やった〜〜〜♪』ってみんな大喜び♪♪♪
鬼ごっこって日本全国どこでも園児は喜んでくれるのでしょうかね???ってぐらい反応が良いです!キッズのイベントにもよく参加させてもらいますが、鬼ごっこを嫌がる子ってあまり見ないし、遊びながら動ける一番素敵な種目だと思います!
今日の鬼ごっこはフラフープを用意してコーチが鬼をやります。フラフープ内は『バリア地帯』という事でタッチされません。もちろんずっとそこに居れば安全です!それをルールとして理解させました。その上で、
『ねぇ!この中で走るの得意だよ、って子はいますか?』と質問。
『は〜〜い!!』と半分ぐらいが手を挙げました。
『そうなんだね!そしたら苦手だな〜って子は??』と質問。
『・・・・』と手を挙げる子がいました。
わざとそれを全体の前でやって、
『そしたら、得意な子と苦手な子のどちらにフラフープをあげるほうが良いかな?』と投げかけてもう一度やりました!!すると、走るのが得意な子がどんどん声を掛けて『ここ入っていいで!』とか気配りを始めてくれたのです♪この年代でも分かる『気付き』を大事にしたいですね!!
そこからは一人一個のボールで遊びます!!
最初はボールを使ってバウンドしたり、キャッチしたり、止めたり・・・をやるのですが、
『俺・・・どうせ出来へんからせ〜へん・・・』と嘆く男の子がいました。
『そうなんだね!いいよ!君が決めればいいからしたくなかったらしなくてもいいんだよ!』と即答しました。
分かりませんが、こういう時に多くの人は、『やってみないと分からないでしょ!』とか『出来るよ!』とか勝手に決めてどうにかやらそうとする傾向があると思います。でも、子供にとって大事なのは『選択肢がある事』だと思います。やらなくてもいい。という選択肢。ましてやこうした全体の行事になるとどうしても、出来る出来ないに限らずやりたい、やりたくないも発生します。それは当然だし、自分としてはみんながサッカーが大好きだとも思っていないので、苦手な子にとっても苦痛な時間にはしたくないのです。
だから『いいよ!無理にしなくても』って言ってあげた事で、その子の反応は『あれ?』って感じでした。いつもならそう言われない?のかも知れません。そこからのその男の子は黙ってチャレンジしていました!そしてもちろん成功もしていました。その時にコーチの顔を見てきたので『うん!』って頷くだけをしました。
こういうのは池上さんから学んだやり方なのですが、そこで『すごいね〜』とか言葉を足してしまうと、次からはコーチに誉められたくてやろうとしてしまうのです。それでは子供自身のチャレンジではなくなってしまうので、こういう距離感と言うか『自分で決める』って考え方を大事にさせたいと思います。
次はだるまさんがころんだゲームをやりました!!
コーチが鬼になって、だるまさんがころんだのゲームをボールと一緒に動く形でやりました♪
最初は手でボールを止めても良い形にしてやったからみんな簡単にクリアしました!!この『成功経験』を持たせる事が重要だし、最初から難しいとやりたいとも思わなくなってしまいます。成功させてから次は足で止めるという難しい形をやりましたが、みんな最終的にクリアまでがんばってくれました♪
コーチにタッチをしたらゴールだったのですが、みんなの目線の高さはどうしてもコーチのお尻になるので(笑)、ゴールがコーチ、と言うよりもゴールはお尻でした(笑) 男の子は百発百中でかんちょうを食らわせてきました(笑) どうしても目線の高さになるから仕方ありませんね(笑) 大人の買い物に連れ回した時にはすぐに飽きてしまうけど、おもちゃ屋さんでは時間を忘れる子供達との違いは『大人の目線・子供の目線』の違いだと言われています。大人に見えるものが子供には見えないし、大人は下げられるけど子供は上げられないという事実からして大人がいかに子供の目線になれるか?って物の考え方は本当に大事だとこの年代に関わる事で多くを学べる、と言うか『思い出させられる』のです!
最後は試合をしましたが、今日は4グループある相手の中で前回は全敗しましたが、今回は一つだけ勝たせてもらいました♪
これにより子供の中に生まれる『クソ〜〜〜!』って気持ち。めちゃくちゃ悔しそうでした!それって大事だし、何もかも横一線には出来ません。どこかで悔しいと思う気持ちによって成長していくだろうし、避けては通れない道でもあります。こうして少しずつ悔しい、という経験やうまくいかない、って経験も入れていきながら『どうすれば良いだろうね?』という事も考えさせたいと思います。
この年代にそこまで考えるのは無理・・・なんて思っていませんか?
感受性豊かで、物事を大人が思っている以上によく観ている年代なので絶対分かっていますよ!言葉として上手に伝えられないかも知れないけど、分かっているものです。だから、ゆっくり対話もしながらうまくやる方法や考える事などを1月終わりまで後4回か5回させていただけるので、そのきっかけになればいいな、と思います!
良い機会をありがとうございます♪来週もよろしくお願いいたします(礼)