16日(土)、午後から豊中市環境交流センターで「野菜栽培講習会(4講目)」を行いました。
今回は市内で長年、無農薬・無化学肥料で作物を育てている当法人会員農家の光久隆晴さんです。過去3回受講生は15人程度でしたが、30人を超え、急きょ机や椅子、さらには資料を揃えての講座とまりました。
テーマは「有機資材で土づくりと栽培方法」でしたが、講師は4年前から不耕起栽培に取り組んでいることを前提に、新月・上弦月・満月・下弦月を軸に果菜・葉菜・根菜の植え付け時期や収穫時期を的確に定めることが最適な栽培方法と説明し、受講生にとっては初耳の話が出ました。
また、厄介ものと思われがちな雑草についても、刈り取ってしまわず、土の中のものそのままですと、雑草も土の改良資材と語りました。虫も大歓迎、虫は土の中の有機物を食べ、逆に糞などで土を良くすると述べました。
命の大切さは健康な体をつくること、そのためには新鮮で美味しい作物作ることが大事、自然の仕組みや営みをベースに心を込めて作物づくりの最適化を求め日々勤しんでいます、と締めくくり、好評を得た講座を終えました。