今日の大阪は真冬並みの寒さ。7時の気温1.9度。

これは数年前の東京から出張帰りの新幹線のなかでの出来事です。

私は3人掛けの窓際に一人で座っていました。

後ろの席には神戸の会社役員の男性と定年後の二人旅のご夫婦でした。

神戸の男性は聞き上手で、車内の2時間半の間に、このご夫婦のなれそめから、勤務していた会社や仕事、子どものことなど会話を進め、前の座席に座っていた私まで聞いてしまいました。

ご夫婦は千葉の娘のところを訪れた帰りで、娘は独身時代の仕事で婿に知り合って、婿の仕事は〇〇。孫は2人。

息子は某大学を出て、□□に勤めていて△に住んでいて、孫はひとり。
こうしてこのご夫婦家族構成から居住地職業など、そこまで言っていいのと思いながら聞いていました。

人が少なく、静かな車内では聞こえてしまうのです。(皆様車内の会話にはご注意を)
私は隣に住む人のことでも、ここまで詳しく知りません。

しかし神戸の男性のことはほとんどわからない。
といっても怪しい感じはせず、紳士にみえましたが。
自然な流れでここまで話を引き出せるのはすごいと思うと同時に、もし、こういう人が詐欺師だったら、騙されるのも無理はないと思い、良い経験でした。

新幹線の話題のついてに、 これはこの前、新幹線に乗った時に気が付きました。

各車に防犯カメラを設置するのは手間もお金もかかります。

しかし安全のために、必要なことはやらなければならないのだろうと思ってみていました。(そのために私たちは監視されているけれど)

ここ数日、新幹線の台車の亀裂が取り上げられていますが、事故にならずに幸いでした。

人の安全を担う仕事の責任の重さと大変さを改めて感じました。