12月5日、田代智子先生を講師に迎えて
講座「〜子どもの自立はお手伝いから〜
家事を家族みんなでシェアするレッスン」を開催しました。
田代智子さんは、
「かぞくで家のコト」をテーマに、
子育てやお片付け、時間管理などの暮らしの講座や
子ども家事塾を開催しておられる、
川西市在住の方。
マインドマップを描いてみる
「家事は人間らしく生きるための基本。家事から心を整えましょう」
という田代さんからの講義の後は、
各自マインドマップを描いて、
家事のイメージを整理してみました。
料理、掃除、洗濯の三大家事のほか、
ごみ出しや回覧板をまわすといった「名もない家事」など、
いろんな言葉が並びます。
話し合ってみると、
しんどい、苦手という人もあれば、
上手に楽しんでいる人もあって、いろんな発見が。
田代さんは、
家事をお手伝いすることで
段取りをする力や集中力、忍耐力など
見えない力を身に着けられることや、
「ありがとう」「助かった」
と声をかけあうことで、
「家族の役に立っている」という自己肯定感が育まれ、
お互いに思いやる想像力が生まれて、
家族の距離が縮まり、
みんながハッピーになるといった
家事の効能を説明してくださいました。
また、ほめるより「ありがとう」を。
「手伝って」より「一緒にやろう、といった声かけのコツや、
「紙のごみは丸いごみ箱にぽーい」と声に出すなど、
家事の見える化がポイントなど、
家事をシェアするコツもお話いただきました。
そして、「年末大掃除イベント化計画」のワーク。
プランニングシートに沿って
年末の大掃除の
参加者やマニュアル、がんばったごほうびなどを書き出し、
午前と午後に分けて企画します。
家事もこうして「イベント」にすると、わくわく感があります!
最後に田代さんから、
「みんなでやれば、家族の思い出になります。
子どもはどんどん成長し、家族の姿は変わっていくもの。
今の時間は短いですから、
家族みんなで家事をする楽しさを味わってください」
とコメントがありました。
明日からの実践に役立つといいですね♪