「スクールセクハラ」学校からセクハラをなくすために/千葉県教育委員会

学校からセクシュアルハラスメント(以下、「セクハラ」と略記)をなくすために、教育委員会の取組みを紹介するとともに、万一、児童・生徒、保護者の方々がセクハラ被害を受けた場合にどのように対応したらよいか、その方策を示したものです。

生徒用リーフレット「なくそう!セクハラ4」(PDF:535KB)の配付(県立高等学校,県立特別支援学校高等部生徒へ配付。啓発資料として公立小中学校へ配付)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/syokuin/
sekuhara/documents/nakusou_sekuharah26.pdf

学校でセクハラ行為を受けたときにはどうしたらよいか(1)児童・生徒向け
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/syokuin/sekuhara/
学校で、先生や異性の同級生などから、体をさわられたり、体のことについて性的なからかいを受けたり、また、「男のくせに」「女は女らしく」など性別に基づく発言・行為を受け嫌な思いをさせられたとき、どうしたらよいでしょうか。
*勇気を出して、嫌なことは嫌だと言いましょう あなたが嫌だと感じる性的な言動は、セクハラです。あなたが、恥ずかしさや恐ろしさで黙っていると、いつまでもセクハラは続くかもしれません。
また、相手は、あなたが嫌だと感じていることに気付かなかったり、あなたが相手の言動を受け入れていると思い込んでいるかもしれません。
嫌なことは勇気を持って嫌だということがとても大切なことです。

*親や、友達、信頼できる先生に話しましょう。
あなたが、嫌だと言っても、相手は、セクハラを止めないかもしれません。自分一人で悩まないでください。あなたの回りに助けてくれる人は必ずいます。
学校には、セクハラ相談のための窓口が置かれています。校長先生、教頭先生、その他何人かの先生が、セクハラ相談員としてあなたの悩んでいる相談に乗ってくれます。あなたのプライバシーは守られます。
一人で悩むより、相談したほうがずっと早く解決できます。

*学校以外にも、相談できる機関があります。あなたの回りの人達に相談できる人がいないときでもあきらめてはいけません。教育委員会やいろいろな場所で、セクハラを始め様々な悩みの相談に乗り、あなたを助けてくれる機関があります。

「スクールセクハラ 声をあげはじめた被害者」/金曜イチからNHK
学校で起きる性被害「スクールセクハラ」。昨年度わいせつ行為で処分を受けた教師数は、過去最多の226人にのぼる。しかしこの数は氷山の一角とも言われ、被害の実態は隠れてしまっている。背景には、教師と教え子との間の「力関係の大きな差」、「被害が表に出にくい構造」がある。一方、性被害が子どもに与える影響は大きく、卒業後何十年も苦しむ被害者もいる。どうすれば被害を防げるのか
コメンテーター:神奈川大学名誉教授…入江直子
http://www4.nhk.or.jp/ichikara/5/

知っていますか?スクール・セクシュアル・ハラスメント一問一答 単行本亀井 明子 (著)