今日は夕方から加美スクールでした!!
先週末は非常に暖かい日々が続きましたが今週はまた一変して寒さが戻ってきました。。。こういう気温の変化への対応は難しく、選手も風邪、インフルエンザになっている子が増えてきたようです・・・。しばらくは気を付けないと加美地区でも流れが出てきているので皆さんもしっかりと対策をしてほしいと思います。
休みが多かった今日でしたが、先週参加出来なくて復帰した子もいたりしたので参加出来たメンバーと今日もゆっくり積み重ねていきました。
加美スクールでは『自身の体をうまく使う』事をまず段階的に上げていきたいと思っています。
ボールタッチとか、ボールの触れ方もそうですが、それ以前に『自分の、自身の体がどうなっているのか?』に気付く事が大事だと思います。今日も低学年の子とはそういう話をしましたが、出来ていない、なかなか出来ない要因は『気付きの数が少ない』事だと思います。出来る事が増える、というのは出来ない自分に気付いたり、出来る方法に気付いたりする事から始まるのですが、どうなっているのか?も分かっていない状態、もしくはこういう風にしたい、という形も分かっていない状態・・・闇雲にやっている状態と言えるのですが、その状態では何度、何万回やっても変わらないのです。
だから『何かに気付く』きっかけを早く与えてあげたいと考えています。
最近変化が大きいと感じる、4,5年生のメンバーというのは『自覚』があるんです。
『あ〜今の足がこっち向いていたな〜・・・』とか、
『力んでしまったな〜』とか。
そういう繰り返しをやっていると、反対が起きる訳です。『おっ!今のは足が真っ直ぐ向いていた』とか『力をうまく抜けた』とか。その成功の瞬間が『うまくなった』という事だと思います。意図的に、狙いを持って、狙い通りに成功させる事だと思うのです。
偶然、たまたま、まぐれ・・・それによる成功はうまくなっているとは言えないし、それを証拠として見極めるには『どうして成功したのか?を説明してください!』と言えば分かるのです。こうしたからですよ!って言葉に表現出来ればいつでも出来る実力があるという事だし、それが説明出来ない子というのは感覚だったり、まぐれやたまたまの可能性が高いという事になります。だから自分は必然的な成功が出来る選手を育てたいと思っています。
今は4,5年生の変化に対して、ゆっくりゆっくり成長曲線を描いているのは2,3年生の凛玖くんと将雅くん。二人は『感じる』方法を選んでいます。
4、5年生の横にいて盗もうとしている方法。それも一つ!だから否定はしません。人それぞれのやり方があるので見守っている段階。ただ、問題として一つ言ってるのはどちらも同じ事をやっているから差が出ないのです。個人個人のやり方を見つけてこそ楽しさってあるのですが、どうしても『同じやり方』に安心してしまう風潮が強くて現場としては一番困っています。。。この感覚から脱却させたいといつも思っているのですが、なかなか根強くて根気が必要ですが、ゆっくり個人の色を出させたいと思っています。
見て真似る事はとても良い方法の一つですが、『聞く』事はその何倍も効果がある事だし、『見てもらう』事も大切。その二つに関しては加美スクールは誰もあまりやろうとしません。普段から『教えられている習慣』が強いからなんですね。もっと『自分がうまくなるんだ』という気持ちを持てる、出せるようになってほしいな〜ってこの地域の子供達に願う部分であり、自分が挑戦していきたい部分です。
自分で獲得していく場に!!
その為の種蒔きの段階。
色々やっている中で、色々気付く事がある。
ハマる事も、ハマらない事も。
全てが今の自分。
だから、自分も成長していかないといけないと思いながら現場でずっと考えてやっています。子供に伝えている事を自身に問いかける。
まだまだ出来ていない自分に気付くから子供が出来ないのは当たり前なのかも知れないと思う日々・・・。
がんばらないといけない自分です。