日 時 平成30年1月24日(水)10時〜11時30分
鹿肉のお話しとその試食会がありました。
日本では、鹿には天敵(オオカミ等)がおらず、繁殖力も強い
ため、どんどん増えて、田や畑の農作物を荒し、人間の生活に
悪影響をおよぼしています。
ここ兵庫県でも、毎年45000頭も捕獲していますが、その内
食肉として利用されているのはわずか5000頭である由。
そこで、。鹿肉料理を普及させ、この問題を解決しようとする
イベントが県下各地で広まってきているとのことです。
もっとも日本では、縄文時代には1世帯1カ月に鹿(又はイノ
シシ)1頭を狩猟して食糧にしていたとか。
またヨーロッパでは、今も鹿は高級食材として重宝されて
いる由にて、ノーベル賞授賞式の晩餐会でもメインディッシュ
として出されているようです。
鹿肉の魅力は、ヘルシーで栄養があることで、牛や豚に比
べて脂質は20分の1で、タンパク質は1.2倍、鉄分は1.7倍も
あるとのことでした。(試食は鹿ハム・鹿カツ等でした。)