今日は芳田こども園さんでのサッカー教室がありました♪

今回が最後の予定だったのですが、園長が園内で相談した所、出来るだけやってほしいという話をしてくださった事もあり、来週もう一回だけやってほしいとお願いをしてくださいました♪たとえ一回でも回数が増えるという事はそれだけプラスの評価をしてくださっているという事だし、『ありがたくお受けします』と答えました♪

今日はインフルエンザなどの影響もあって人数はいつもより少なく14名という事でしたが、それでも元気いっぱいの子供達との時間は自分にとって学ぶ事がたくさんあるので一緒に楽しもうと思いました!!だいぶ子供達の顔と名前も一致してきたし、出来るだけ名前で呼んであげるように心掛けるとやっぱり子供達の反応も良いので相手を一人の人間として尊重する事はこれからも大切にしたいと思います!!

自分は今、また一冊の本を読んでいます(先日の講演会で浅井さんに紹介をされた本です)。その本を読みながら自分自身の出来る事、出来ない事、苦手な事、などを整理してまた現場でやろうとしています。

子供の為に・・・って言葉をどのように受け止め、どのように伝えていくか?という事の奥深さを学んでいます。こちらが子供の為、と思えばそれが全て子供の為になるのか?と言うとそうではなく(多くの大人はここで間違っていると思います)、子供自身がどうしたいのか?そして、それをどういう意味でやろうとしているのか?という点が大事なんだという事。助言をしない、評価をしない、という事をどれだけやれるか?です!特に敏感なこの年代の子供達に対してどこまで冷静に関わっていけるか?はとても重要だし、自分にとって大切なのは『子供達がどんな表情で関わってくれるか?活動してくれるか?』です。自分自身、考える事が増えてから余計に子供の表情に敏感になっているし、『気を遣わせる』事がどれだけ減らせるか?だと思っています。

そういうものを素直に表現してくれるのがこの年代の良さ!

『コーチ〜〜〜面白くな〜〜〜〜い〜〜〜』なんて事を平気で言ってくれます(笑) そんな時は大抵自分が『行き当たりばったりでメニューをやっている時』なのです!子供は分かっているのです。狙いのある事なのかどうなのか?を。片手間で、適当にやるとそれだけの事がきちんと返ってくるし、逆に手を抜かずに精一杯やるとその分もきちんと返してくれるという素晴らしい年代。自分自身を試される最良の場所かも知れません。

ちょっと中学生に、小学生に『言って聞かせる』事が出来ると調子に乗っていると『僕達にはそんなの通用しませんよ』と言わんばかりに不満顔をされます(笑) だから、常に謙虚に、子供達を尊重する気持ちを忘れないでやる事の大切さを学びながらも、同時に『自分自身が楽しむ』事を忘れないようにやっていきます!!

『コーチ〜〜特訓してきたかぁ〜〜〜???』なんて毎回聞かれます(笑)

『うん!!めっちゃくちゃ練習してきたよ!!』と言うと、

『そうなんや!!そしたら良い試合出来るかもやな!!』と言われます(笑)

そして、今日の試合では2グループと2試合ずつやって2勝2敗だったのですが最初コーチが勝って、次の試合までにお茶を飲んでいた子供達は、

『お茶飲んだからもう本気やでな!!』と意味不明の言葉を言ってきました(笑)

ほんっとに、男の子っていくつになってもこういう所ありますよね?(笑) 同じ種類の人間として面白いし、情けないと感じます(笑) そして、その言葉を女の子に振りました。。。

『そうなん?お茶飲んだらパワーアップするの??』と聞くと、

『そんな訳ないやん!男の子ってすぐそういう事言うねん!』と冷静な一言が・・・(笑)
つまらない意地を張る男の子と、現実味のある女の子(笑) どちらもこの年代の時から出来上がっているという話でした(笑)

サッカー教室が終わり、先週は『コマ回し』を見せてくれたのですが、お正月遊び第二弾という事で今回は『凧揚げ』でした♪

コーチに見せたい欲求の中、元気に走り回って見せてくれる子供達の中、凧をコーチに持たせてから走って揚げようとする子供達が何故なのか????

『アニキ〜〜〜ィ!!持ってください!!』とお願いしてきました(笑)

それが流行っているのか??!みんなそうやって頼んでくるから何だか異様な雰囲気でした(笑) この年代は面白がるとエンドレスにやるので(笑)、『俺、アニキじゃないし!!』とか言うと余計に言ってくるのがこの年代の特徴!なので、『了解いたしやしたぁ〜〜』なんてノリをやっていると、自然と言わなくなるという現象も起きました♪

<ペンキに塗りたて>の看板があるとついつい触りたくなる願望は人間の心理(笑)
それと同じく、『やめて!』と言うとやりたくなるのが人間(笑) だから、お付き合いをしてあげると案外早くやめるものです。という事もこの年代で学びます!

怒って即座に止めさせるという方法は手っ取り早いですが、最低のやり方。
長い目で『育てる』という事を忘れずに、これからも学びを取り入れながら成長していきたいと思います!

芳田こども園さん!!本日も素敵な学びの場をありがとうございました(礼)