今日は加美スクールがありました!!
加美にも二つの小学校があって、ほとんどの子が一つの小学校から来てくれているのですが、もう一つの小学校がインフルエンザによる学年閉鎖があって参加出来ない子がいました。この時期はなかなか全員が揃わないのですが、それだけに元気でやれる時間を大切にしてほしいし、みんな体調には十分気を付けてほしいと思います。
・・・と思っているのにいきなり半袖や半パンで登場の子が多いのがこの加美スクール(笑) 元気は良い事なのですが元気だからこそ汗をいっぱいかくし、着替えや長袖を持たせてもらえるといいなって思います。
今日もスクール前のゲームが行われていたのですが、そこで目立っていたのが『転倒』でした。もちろん笑顔でやっている中で転倒する事はあまり痛みもないのですが、痛みの度合いの話ではなく『転倒するぐらい勢いでやっている事や周りをまだ感じる力が弱いという事』という意味で現実を理解してほしいと思います。
随分柔らかくなってきたし、プレーにも余裕が見えてきたのですがやっぱり勢いに頼ってしまう子もいて、そうなるとなかなかプレーの成功だけではなく自身の中に何かを残す事が出来ません。。。『今日もがんばったよ』という言葉は出るかも知れませんが、『何を?どのように?』というものが答えられない状況になってしまうのです。もちろんがんばったという本人の気持ちが残っている事は良い事ではありますが、何かをきちんと分かるように残せたら自分の成長を自分で感じられると思います。
今日もみんなでしっかりと一人一個のボールを触っていきました!!
ボールとの向き合い方、体の使い方、明らかに変化していますよ!成長していますよ♪みんな自分で気付いていますか??
ただ、今は『思った通りに体が動くようになってきた』という状態だと思うので、本人としてはうまくなったという実感ではないかも知れません。でもね、この一番根っことなる基本が出来るという事はここから先は『あ、こういうのしてみたいな!』と思う気持ちだけで出来るようになるのです。何かがやりたいけど出来ない子の多くはその反対で、『こうしたいのに体が癖がついて動かない』事が多いのです。それを取り除き、やりたい事が自分の工夫で出来るようになる事が今の自分の目指している形だし、今日もボールの扱い方は非常に上手になっている事が分かったのと、『これは足の親指を使うんだよ』みたいな細かい部分の指示でもうまく出来る、反応出来る子が増えてきました!!
中でも、5年生の慶悠くんはコーチが『コピーロボット』と呼んでしまうぐらいに(笑)、パっと観て、いいな〜って思ったら即座にやってみる!それがまた成功率が高いし、すぐに覚えるのです。コーチがこの子は伸びると思うのはこういう姿勢です!誰かとの比較をして、自分を優位に見せたりするのではなく自分が持っていない事をやっている子がいればその子からどんどん盗んでいく!そうやって自分の出来る事をひたすら増やそうと前向きにやれる姿勢を持てる子が『伸びる子』なんです。
慶悠くんの上達はまぐれなど一切なく、自分がうまいと思った人のはとにかく素直に吸収する力がズバ抜けている事なのです。それは初めて出会った3年生の頃からずっと同じでした。それが今でも続いているのですからうまくなるに決まっていますね!そういう慶悠くんの刺激をもらいながら他の5年生の聖斗くん、瑠くん、那月くんもかなりうまくなっています!『あ〜そういう事か〜〜〜!!』とか『あ!!分かった!!』なんて言葉もたくさん出てくるようになりましたね!!
自分で得るのか?環境からもらうのか?によって成長速度はかなり違ってきます。
きっかけはそれぞれにあると思います!3年生も4年生もそれぞれのタイミングでかなり変化しているのです。4年生も目に見えて柔らかく、うまくなっているし、3年生も工夫や自分と向き合えるようになりました!2年生は一人ですが、ちょっとずつ自分が出来る事が増えたり、成功が増えている事が自信になってきているようです。ただ、低学年特有の『一気に変化したい』気持ちがありすぎる事からコツコツが苦手な所も出ています。そういう特有の気持ちも考えながら声を掛けていこうと思っているし、自分の中で絶対にこれが出来ないといけない、という焦りは全くないので、必ず出来る事は増えると思います。
自分で自分の変化に気付けたら相当だと思うし、そこまではなかなかいかないかも知れないけどコーチにはみんなの変化、成長は確実に見えていますよ!焦らずにコツコツ積み重ねていきましょうね!!