日 時 平成30年2月16日(金)12時45分〜14時15分
建築家で文化勲章受章者でもある村野藤吾氏が設計された
建築物を紙面体験する講座がありました。
村野氏は”東の丹下、西の村野”と評された方で、今では村野
藤吾賞(宝塚と東京目黒で交互)の表彰式も行われています。
本人は宝塚市清荒神にお住まいであった関係上、宝塚市内の
作品を巡りますと・・・
まず「宝塚市庁舎」が上げられます。(写真上)
ここの特徴は、四角い建物に丸い議事堂のデザインで、内部も曲線を多用しています。
次に紹介しますのは、阪急今津線の宝塚南口駅すぐ近くに建設
されています「宝塚カトリック教会」です。(写真下)
そのロケーションが阪急電車の線路脇ですので、電車の騒音を
建物の中に入れないように設計されており、内部は天井のうねり
や手摺りの曲線等が魅力です。
また見る方向によってはいろんな物に見え、ハイヒールを逆さに
したようにも、クジラにも連想されます。
また「宝塚ゴルフ倶楽部」のクラブハウスも設計されています。