日 時 平成30年3月2日(金)13時〜14時30分
表題について霊長学から探ってみようとするセミナーでした。
自然科学ではひとは「ヒト」ですが、人文科学では「人」と表す
のだそうです。
霊長学ではひとの成り立ちの基盤とは・・・と考えるものだとか。
さてそれでは、私達「ひと」はいったいどのような者でしょうか。
たとえば少女の化石が発見されると、その少女はどのように
しゃべり、どのような行動をとり、その少女の両親はどのような
ひとだったのだろうか・・・と考えます。
また霊長学の大問題としましては、言葉の起源があります。
サルは四足であるきますが、人間は直立して歩きます。
人間は直立したため肺の重さで咽頭が大きくなって自由に
しゃべることが出来るようになった由。
人間の聴覚言語には音声言語があり、視覚言語には手話
等がありますが、類人猿はしゃべることができません。
また人間には「象徴性」があるという重要な性質も大へん
大切なことであるとのことでした。