今日は八千代スクール♪
スクール前にはスクール生の保護者の方とも色々話が出来ました。子供に関わる大人がどういう思いを持っているのか?を知れる機会はありがたいし参考になります。目の前にいる子供達は『たまたま』こうなったのではありません。理由があります!
今日も何気ない子供との会話の中で、『僕、○○先生の前ではええ子するねん!怒られるから・・・』って本音をポロリ。。。
これって子供にしたら作戦でやっている事なのに、その名前を挙げられた先生側からすると『こいつは俺の言う事なら聞くんだ』とか思っているかも知れないな〜とか思いながら、こういう事を思っている子供と大人の関係性の中でお互いに成長するとかありえないし、自分も考えながら言葉を発したりしていきたいと思います。
スクールは今日は一人だけ欠席でしたが、残りで非常に活気のあるスクールが出来ました!
スクール前のゲームでは、やっぱりまだまだこのスクールに集まっている子は『内弁慶』の子が多いという印象。だから一度ついてしまっている癖というのがなかなか変えられません。子供って刺激さえあれば簡単に変わるのですが、自身が刺激を他からもらう場所が少ないとどうしても変化が難しくなります。他のスクールメンバーはスクール以外の場所でもトレセンとかエリート塾とかで出会う機会がまだあるのですが、八千代スクールメンバーはここだけの繋がりになっているので、仕方がない事ではありながら変化の難しさを感じています。
どこで感じるか???と言うと・・・
『とにかく急ぐ』
という事ですね!
どんな事も慌てて習得したいと思ってしまう。慌てるから出来ない、の悪循環。ゲームの中でもとにかくゴールに向かってひたすら早くがんばる事ばかりになるから、得点は多いけどプレーは雑になってしまうのです。そこが価値観の違いもあるけど、『雑でも何でも点を取れたらいいねん』と思っているならば正直、成長はあまり見込めません。
でもうまくなりたいと思うならばスピードを落としても上手に出来るし、その余裕がそもそもないとうまくはなれないというだけの話。このスクールメンバーは、ここの『スピードを落とす』事にものすごく抵抗があるように感じます。きっと足の速さ、マラソンの速さがウリの、褒められる事の多い子が多いからだと思います。
僕からスピードを取ったら・・・・というのが怖いのかも知れません。でもね、技術って急いで付くものじゃないんだよね。一番基本的なタッチをやる時にはなかなか食いつかない(地味な作業はどうしても嫌がる)し、そういう時でもしっかりやっている子こそがゲームでもドリブルがうまい子なんだけど・・・気付いてほしい事実なんです。
だから、八千代スクールでは走らないサッカーもやらせながらブレーキをこちらがかけます。
そうじゃないとフリーでやっているスクール前のゲームでは接触がとにかく多く、こける子が多く、痛がる、蹲る子がとにかく多い・・・。それが何よりの証拠。
・がむしゃら
・全力
・必死
大事な事だけど、うまくなる時には切り離して考えないといけない事。まだまだボールを触っている時に楽しめていない子が多い。うまく出来ないといけないって思い込んでいる、もしくはそういう指導をされている事が多いからでしょうね。。。
まずはここからの脱却を今期は目指します!!
子供達が『自分の気持ちで』『自分の意思で』『自分のイメージで』ボールを触れるようになるまでしっかりとがんばりたいと思います!!
みんなは、自分をゆっくりゆっくり磨く気持ちを大切にしてくださいね♪