関西から海の向こうへ

日 時 平成30年3月10日(土)14時〜15時30分
 夢がまだなかった時代に英語と出会い、海外へ日本の文化を
届けるという夢を育てて、それを実行に移した1人の少女の足跡
のお話しでした。
 彼女は英語を習得しつつ、18才で商社に就職して中南米担当
のアシスタントを勤め、来日した欧米人の奥さんを京都等に案内
する仕事をもっぱらとしていました。
 その後上京して英文速記者の道を進み、続いてタイム社に入社
した由。(出版業界への足がかりとなる。)

そして自分へのプレゼントとして1年間アメリカをはじめ、
数か国を歴訪したとのことです。
 帰国後に著作権代理店に入社し、当初はダ・ヴィンチ
手稿を日本に紹介する仕事等をした由。
 そこで今度は日本の文化を世界へ紹介したいと思い、
まず最初に日本の絵本からはじめたとのことです。
 そして次に日本の作家の作品(小松左京、小川洋子等)
を紹介していった由でした。(本は沈黙の外交官と考えた)