日 時 平成30年3月22日(金)13時15分〜14時30分
「論語」巻第3の最初は「公冶長第五」となっていますが、
この「公冶長」とは弟子のひとりで、孔子は自分の娘を嫁が
せている人です。
「公冶長」は無実の罪で入牢していた超能力の持ち主です
この巻はどうも人物評価をモチーフにしているようです。
次に「南容」という弟子の話しに移りますが、この人は特に
秀でたものはないものの、コツコツと仕事をこなす人で、決し
て上司と喧嘩などする人ではない無難な人で、孔子は兄の娘を嫁がせています。
次に紹介される弟子は「子貢」という人で、この人は金持ちで
孔子のパトロン的存在の人だったようです。
その「子貢」が孔子に自分のことをどう見ているのかと聞いた
ところ、孔子は『お前は器』と答えたとか。
「子貢」は『何の器』ですかと聞くと、『瑚璉なり』と答えたとかで、
この瑚璉とは、お供えを盛る貴重なもので、孔子も金持ちには
少し花をもたせたようです。
「子貢」は何とか自分を認めてほしいと思っていたようです。