3月20日(火)。
司馬遼太郎先生の
『街道をゆく〜仙台・石巻〜』を片手に、
仙台市内の歴史スポットを
効率良く&安価に回るために、
仙台市が運行している『るーぷる仙台』
仙台市内の観光地をくるっと一周する
循環バスを使いました。
こんな主旨のバスは会津若松にもあって、
2回使いました。
一日乗車券620円。
一回乗ると一律260円なので、
3回以上乗ると一日乗車券の方が安くなります。
私は、仙台駅→瑞鳳殿前、瑞鳳殿前→仙台城跡、
仙台城跡→大崎八幡宮、大崎八幡宮→仙台駅の
4回乗りました。
運転手さんがとてもきめ細かいおもてなしをしてくださり、
しかも合間合間で地理や歴史の案内もして下さいました。
瑞鳳殿(ずいほうでん)は、
今の仙台の街を作ったと言っても過言ではない、
伊達正宗公の霊屋などがある、
仙台で最も荘厳且つ神聖な場所だと感じられました。
残念ながら第二次世界大戦で焼失してしまいましたが、
昭和54年に再建されたとのことです。
豊臣秀吉が権力を握っていた時代
(秀吉好みの)絢爛きらびやか な
【桃山様式】となっています。
実際秀吉が権力を握り、
建築様式までも影響を与える時代は
数十年しか無かったようで、
未だその様式の建築が残っているのは、
ほぼ仙台界隈のみだけなんだそうで
(これも伊達政宗の権力のおかげです)、
文化的に大変貴重なものなんだそうです。
なお大崎八幡宮は戦災を逃れ、
桃山様式の建築が今も残っています。
青葉城が現存していないのは非常に残念ですが
(会津若松にように鉄筋コンクリート造でもいいので、
再建を望みますが)、
さすが東北の所要とあって、
とてつもなく大きな&広いお城群だったようですので、
再建は難しそうです(さすが、仙台ですねぇ〜 ^^;)。
【写真】
瑞鳳殿 http://www.zuihoden.com/ と