日 時 平成30年3月27日(火)13時30分〜15時
弦楽四重奏曲に焦点を当て、音楽史の時代を追いながらその
変化を生演奏と共に楽しもうという企画がありました。
モーツアルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーなど大作曲家の
弦楽四重奏曲を聴くことにより、素朴で手堅い作りの曲から、より
自由で複雑な曲に変化していくことが実感できるセミナーでもあり
ました。
弦楽四重奏曲は弦楽器4本による室内楽で、通常はヴァイオリン
2、ヴェオラ1、チェロ1を用い、室内楽の中では最も調和した形態と言われています。
なお音楽史的には、●中世(6〜15世紀)聖歌が大半の時代
●ルネサンス(15〜16世紀)教会の典礼音楽が中心
●バロック(17〜18世紀)歌唱の形が変化し、オペラへも
●古典派(18〜19世紀)ピアノが発明、楽曲に変化も
●ロマン派(19〜20世紀)感情に価値、技法も発展・・・・・等
本日生演奏された弦楽四重奏曲は、モーツアルト第17番
(狩り)、ベートーヴェン第11番(セリオーソ)等全5曲でした。
またアンコールは、プッチーニの「誰も寝てはならぬ」でした。