虐待などを受け居場所が無くなった子どもたち。
そのよりどころとなる里親たちの厳しい実情が明らかになってきました。
虐待や経済的な理由で実の親と暮らせない子どもたちがいます。
国はいま、そうした子どもたちを施設ではなく一般の家庭で育てようと、これまでの方針を大きく転換しようとしています。
「里親」に預ける割合を小学校入学前の子どもについてはおおむね7年以内に75%以上、小学校入学後の子どもはおおむね10年以内に50%以上まで引き上げるという新たな目標を掲げたのです。
一方で、全国の里親を対象にアンケート調査を行ったところ、多くの里親が養育に「困難」を感じ、施設に戻さざるを得なかったケースもあることがわかりました。
また、実の親と暮らせない子どもたちのなかには、けがや病気で入院し、治療の必要性が低くなった後も、病院に留め置かれている子どもがいます。
親などに虐待され、家庭に戻ると、再び虐待される恐れがあるのです。こうした子どもたちを「退院できない子どもたち」と名付け、問題の解決には社会の受け皿作りが必要だと訴えてきました。
◆詳細は下記HPをご覧ください
https://www.nhk.or.jp/d-navi/link/kodomo/?utm_int=detail_contents_special_004
◆里親80%「養育上困難」経験 NHKアンケート
https://www.nhk.or.jp/d-navi/link/kodomo/article_29.html
◆子どもたちは里親を求めています/千葉県
https://www.pref.chiba.lg.jp/jika/jidou/satooya/satooya.html