今日から4月、春本番です。
黄色、紫ときたので今日は白。3月の植物調査で見た白い花を紹介します。

まずはコブシ。
谷津の大きなコブシの木に花が咲くと「春がやってきた!」と感じますが、意外に他にもコブシの木はあちこちにあって、3月29日の時点ではまた咲いていました。絵になる花ですね。

次はぐっと小さい花です。ヤブニンジンの花。葉がニンジンの葉に似ています。でも葉がニンジンに似ているものは昨日紹介したムラサキケマンをはじめ他にもいろいろあって、聞けば聞くほどわからなくなりました(笑)。

はい、次はハコベです。
春の七草の一つですね。ちなみに花言葉を調べてみたら『初恋の思い出』とありました。花の印象とぴったり!

真ん中の花柱が3つ(ベンツのマークのように見える)がハコベ(←3文字)で、これが5つあるとウシハコベ(←5文字)。でも、虫眼鏡がないと識別しにくい小ささです。
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さて次はホウチャクソウです。
ホウチャクとは、お寺の堂の四隅の軒に下げた鈴のことで、これに花が似ているのでこの名前がついたそうです。ですからこれから鈴のような筒形の花が出てくるんですね。この時期だから見られる植物の姿です。成長して花が咲くのが楽しみです。

そして最後はケマルバスミレです。
変な名前だなぁと思いましたが、「毛が生えている丸い葉のスミレ」ということだそうで納得!それなら毛をしっかり撮ろうと裏側からパシャリ。毛、生えてますね。しかし、植物も後ろ姿ってなんだか色っぽい(笑)。