昨年6月にスタートした「都市で学ぶ農楽講座」の最終回が16日(金)に「豊中市花とみどりの相談所会議室」で開催され、28人が受講しました。
最終回は講座の番外編という位置づけですが、最初の頃にご講演をいただき非常に好評だった園芸アドバイザーの服部和雄さんをお招きし「知っておきたい、おもな春夏野菜の栽培のポイント」と題したお話でした。
トマト、ナスビ、キュウリ、シシトウ、ピーマン、カボチャなどの育て方について詳しく説明がされ、大いに参考になったと、受講者から感想が寄せられました。
とくに、栽培の前に知っておきたポイントとして、①野菜の性質を知る(原産地を知る) ②その野菜がどの科の属するか(連作障害の防止) ③野菜の性質を活かす(15度〜25度が相応しい) ④場所に合う野菜を選択する(太陽など) ⑤作りやすい野菜から挑戦する(初期) ⑥良い苗を買う(安い物は極力避ける)などを忘れないことに加え、栄養の5大要素を的確に投入することや病害虫の対策などが説明され、あっという間の講演でした。
今回の講座、総計20回で述べ518人が受講される盛況でした。