今日は夕方から加美スクールがありました!!
今日も元気に来てくれる子供達。そんな子供達の『日常』を知りたくて、今日は全員に色々質問とかをしていきました!
『今学校は楽しい?』『クラスはどんな様子?』『みんな楽しそう?』
みたいな事を聞きました。子供達はとても素直だし、純粋だから意見もみんな真っ直ぐ!!
『すぐ喧嘩するで〜〜〜!!』とか(笑)
でも、喧嘩自体は悪いとも思いません。集団で生活もすれば意見のすれ違いみたいなものだってあるだろうし、そういった事を経て成長していくのが子供達ですからね。
今日は昼間に神戸で勉強させてもらった時に、その先生にも言われた言葉は、『学校=社会と同じ』という言葉。本当にそうだと思います!つまり大人が社会で悩んでいる事などと同じように子供だって同じように悩むだろうし、そこに寄り添うとか一緒に考える時間って必要だと思います。
子供達にそれぞれの意見を聞いてから自分の頭の中で整理していきました。
そんな自分も日曜日の試合で足を怪我しているので今日は一緒に試合が出来なかったのでゆっくり観戦・・・。
すると・・・
場が凍っていました(笑)
ちょっとだけ止めて、
『みんなはこの場にサッカーっていう共通の楽しみを持ってきているよね?でも、今は楽しめてる?いつも通りに6年生対他の学年でやっているけど、今日は6年生の休みが多いし、コーチも入れないから6年生がひたすらやられているよね?それでみんな楽しい?もしかして試合もいつも通りにただやっているだけだったら意味もないだろうから、せっかくの楽しい時間だし、もうちょっと各自アイデアを出し合ってやってみてごらん?』と言うと、
ゲームは中断。各々好きな事に取り組むようになりました!もちろんそこでは狙いがあったり、目標を持ちながら・・・。こういう『何かを目指してやる時間』が常にないといけないと改めて思いました。
そこからスクール開始!!レベル6キャッチからやっていきましたが、6年生の新しく入って来てくれた大地くんは『○○していい??』『じゃあ、これは???』と質問してきます。
質問自体は悪い事じゃないし自分の為になっていくものは大歓迎なのですが、『失敗が恥ずかしい、失敗をしたくない、正解を先に知りたい』という感情で聞いてしまう大地くんの質問には慎重に答えます。もちろんこういう意地悪な性格ですから答えなんて教えません(笑)
『まずやってみたら?』と言います。その上で、『どう思った?』という風に聞きます。自分で自分をジャッジするってすごく大事なのです!今日はその大切さも伝えたかった時に子供達から課題みたいに提示してくれるから本当にありがたい♪
今日は4年生の将雅くんを敢えて先生の立場にしてみました!
自信作りのきっかけになれば、と思ったのですがこれが『ドハマりでした(笑)』
自分が出来そうで、出来ない技があってそれを『その技を5,6年生に見せてごらん?5,6年生がすぐに出来たらうまいって事だよ!』という事を言って5,6年生に実際にやってもらった所・・・・
なかなか出来ない5,6年生!!だからこそやっている自分に対して少し自信が出た事と、一緒にやろうとする際に将雅くんが完成!!♪教えてもらおうとする側が先に出来た事で、今度は5,6年生のほうが慌てだす(笑)
『え?ちょっとどうやんの???』なんて問い詰めながら(笑)
でも、そんな中で柔らかくなってきている5,6年生もどんどん成功させていくし、お互いに学び合う時間を作れていました。そういう中で、最後まで苦戦しながら一番悔しがっていた瑠くんに、『将雅くんと瑠くんが決定的に違う所があるけど分かる???』と質問したのですが本人は結局分からずでした・・・。単純な動作でも、自分と相手との違いが認識出来ない現状。
これって何かのヒントになるような気がしました!
自分の事が自分で分かっていない、という子供。もちろん気付く子供もいるけど、分からない子のほうが多いようで、そういう時に必要な気付かせ方が出来るかどうか?がコーチにかかってくると思った。
良くも悪くも他者との違いが分かるという事は個性を認めるという意味でも必要な能力だと思っています。あの子が出来るのに、俺は出来ないからダメなんだ・・・とかじゃなくてこうしたら出来るようになるんじゃないか?という『自分だけの道』を見つける事が何より重要だと思う。もちろん全て出来るとは限りません。最終的に表現する為の技術が足りないという事も起きるかも知れません。でも、自分なりに工夫をしてみる、やってみる、考えてみる、という『最善を尽くす』事に意味と価値があるだろうし、同じ事じゃないかも知れないけど、それが誰かの目指す形になるかも知れないという可能性。
誰かを目指している人間は、誰かに目指される存在になるという確信。
子供からまた学びました!今日もありがとう!!(礼)