今日は夕方から加美スクールでした!!
蒸し暑い日中で、いよいよ梅雨入りに突入の予感ですね!ジメジメしてマイナスなイメージがあるこの時期ですが、考え方次第、やり方次第でいつだって楽しめる♪そういう毎日を過ごせるようにしているので、いつの季節も楽しめるようになってきました!
新年度早々に骨折してしまっていた聖斗くんも復活してくれたのですが、まだ手にはサポーターがある状態なので無理は出来ない状態ではありますが、こうして顔を見せてくれるだけでもありがたいし、元気にやれる事はやっていけるといいですね!
スクール前にはいつものようにゲームを楽しみましたが、ここに来て5年生の成長ぶりが大きく見えるようになってきました。本人が気付いているか?分かりませんが、ボールの触り方、置き所、ドリブルの仕方などが違いが出てきています!やはり『興味』に伴って変化していく事がよく分かります。
自分はこの『少年の頃から競争の少ない地域』に育った事で、高校辺りになって世界が広がった時に大きなショックと言うか、衝撃を受けた事を覚えています。世の中にはうまい、強い人がいっぱいいるんだって・・・。
それを知らないまま大きくなっていた事をもったいないと思ったし、だからこそ今は小学生でもスクール生、エリート塾生にも鳥取などの世界に触れてもらいながら同級生でもすごい子がいるって事も知ってもらいたいと思っています。そこを目指せ、とかではなく知るという事は大きな武器になっていくものです。実際に変化の大きい5年生達も今年度からエリート塾にも参加してきている事により、『緊張して練習をする』経験を積む事で色々な興味だったり教えてもらう事が出来るので、それが大きく活きていると思います。
自分のテーマはこの競争の少ない地域であっても『急かさない事』です。
これまでの自分は変化を焦り、少しでも早く分かってほしい、気付いてほしい、という気持ちが強すぎて、どうしても子供に押し付ける所がありました。ですが、今は『子供の興味に寄り添う』形で接していくようにしています。
『これをやりなさい!』ではなく、
『これをやってみたいんだけど・・・』という質問を受ける事を目指しています。実際に今は3,4年生辺りにその質問をされる機会が増えてきたので、その中で一緒に考えながらやるようにしています。興味を自分で持った子はやろうとするし、出来る事が多くなる。コーチ側から与えるのではなく、子供側から引き出す。これはスクール全般、一生のテーマになると思います。この地域だからこそ、この特色だからこそ押し付けは本当に子供をダメにしていくと痛感しているし、ただ待っているだけではずっと出てこないので(笑)、空気を与えながら『引き出す』事をずっと考えて、改良しながらやっていこうと思います。
5年生の蒼一くんは、今エリート塾の時にやった『走りながらのリフティング』にものすごくハマっているようです!中学生がやっているのを観てやりたいと思ったようだし、自分は足がものすごく速いので、それに柔らかいボールタッチもしたいようです。そこに6年生の瑠くんも柔らかいボールタッチは自身のテーマにしているらしく、毎週色々と聞いてくるので、今日は一緒にやりました!!
足首の角度、上げ方などを動画を撮影しながら確認させる事で、自分の状態も分かるし、改善のコツも見えてきたようです!熱心に自分を変えたいと思いながらやっているこの二人はやっぱり先で楽しくなっていくはずです!
周りでは楽しいだけのゲームをひたすらやっています。それも自分の興味だろうから止めないし、やらせています。でも、『楽しい』だけで終わってしまうといずれ楽しくなくなるものです。大事な経験とは常に『出来そうで出来ない事』に挑戦する事だと自分は思っています。出来る事しかしない、やりたい事だけをやる・・・その時は楽しいだろうけど、その楽しさって続かないものなんです。そこにいつか気付くだろうから待つし、求めません。
良い意味での差が生まれてきています!
スイッチの差。
興味の差。
こだわりの差。
向き合い方の差。
子供は素晴らしい、子供は楽しい!こうやって純粋に観れば子供が答えを教えてくれる事が多い。
後は子供が出来ると信じて関われるかどうか?自分自身の根っこの心を育てていくのみ!!覚悟の姿勢が試される。慌てて、付け焼刃のように身なりを、外見を整えたいと思ってしまう自分に負けたら終わり(笑) コーチがうまくしてくれた、と言われたら終わり(笑)
軸は誰にある?子供?自分?
そこでコーチ(大人)の質はほぼ決まる。こだわりたい!!